ときどき日記

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密ノ月表紙
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密ノ月
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2017年07月21日 金曜日
『バチカン奇跡調査官』02.「存在のかぎりなき不安」

 涙を流すマリア像の謎がアッサリ解かれたけど、温度差で結露が……なんてのは余りにも普通の話で、噴き出すように大量の涙を流れ落ちさせた演出の答えとしては物足りなすぎる。
辻褄がどうこうより、次回への引きとして派手派手にしたかったのか。
幾筋かの涙(水滴)が頬を伝う、という大げさに振り切らない見せ方だけで、十分だったような。
 また、結露を引き起こしてしまった事情についても……
あんなデカい像を引きずって、洗って、元に戻して、といった手間や見つかる危険性を考えれば、棒(あるなら十字架とか)で撲殺でもした方が余程簡単だったろうに。
「どうしてわざわざ面倒な殺し方をするのか」は、『名探偵コナン』なんかじゃ毎回感じさせられることで、「それは言わない約束」かな。
 まだ謎は色々あるようだけど、この拍子抜け加減から意外な解法は期待できず、うーん。

2017年07月20日 木曜日
『正解するカド』最終12話.「ユキカ」

 今更ながら。
 前期で最注目作品だったこのアニメ。
意図が読めないヤハクィザシュニナの行動により、世界がステップをいくつも飛ばした進歩を強いられ、混乱に陥っていく様子が実に面白く。
 ザシュニナは、現代に降臨・再臨した神……神の子なんじゃないかなあ、と。
 かつて地上に現れた際は、限定された奇跡と、それよりも思想・信仰を説くことで世界を変革しようとした。
 しかし現在、驚くような「奇跡」の実行が、マジックや映像加工により神の力など無くとも可能。
生き方や考え方を語った所で、テレビのコメンテーターやら新興宗教教祖様になるのがせいぜいだろう。
 圧倒的なビジュアル、それをマスメディアに乗せる全世界的インパクト、そして一般人にも分かる驚愕(奇跡)のテクノロジー、こういったモノが「今」神の子としてアピールするなら必要。
 僅かばかりのパンと魚を増やし、数千人に行き渡らせたイエスの神話を置き換え、世界の隅々にまで無限のエネルギーを供給するイベントにする辺りなんか、かなり意図しているとばかり。

 劇中でザシュニナが神か悪魔か、といった疑問は呈されなかった気がするけど。
友好的なのか侵略目的か、人類の進化と破滅どちらを狙っているのか、その辺りもほぼ触れられず。
 実際、与えられた驚愕のテクノロジーで世界は……権力者や支配階級は?混乱状態になった訳で、「秩序の破壊」として敵対行動と捉えても不思議ない。
 技術を日本が独占し、隠蔽したなら、他国から恰好の攻撃(核攻撃)理由になったろうな。
超大国への譲渡と引き替えに常任理事国入り交渉ぐらいはできたかと思うけど、あんまりモタモタしていると、現理事国以外の国も強硬手段に出てくる恐れがあり、「全人類への公開」は日本に得がないけど損もない、野心も悪意もありませんと示すには最善手だったのか。
 頭の切れる総理大臣をトップに据えていて、幸いだねえ、劇中日本。

 ザシュニナが、自分の本意を勝手にペラペラ喋っておいて、真道に「君は知りすぎてしまったようだ、死んでもらおう」とかバカ悪役みたいなことを言い出す、頭の悪いシーンがあって大笑い。
 クローンというものでもない、少し前にセーブしてあったデータのキャラクターを出してきた、って感じなのかな。
 そこで、ふと、『ウルトラマン』最終回のハヤタってこれじゃなかったのかなあ、と。
「命を二つ持ってきた」というセリフは、セーブデータから生命を作り出す素材を用意してきたってこと。
セーブポイントは、ハヤタのビートルがウルトラマンと衝突して墜落する以前にあった。
ホンモノの(変身して怪獣と戦ってきた)ハヤタは、もうウルトラマンと不可分の存在になっており、共に宇宙へ帰ったモノと。
ハヤタという生命が地球にあり、本人も周囲も彼を「ハヤタだ」と認識していれば、それでウルトラマンは満足だったんじゃないかなあ、「生命とは何か?」の定義が、ウルトラマンは、地球人よりバルタン星人や異方に近かったのでは。
 いや全然関係ない話。

 という訳で凄く面白く、どういう結末を迎えるのか興味津々だったシリーズだけど……
 沙羅花の正体で唖然とさせられて以降、口がポカーンとする展開の連続で、「緻密に積み上げられた知的な作品」から「行き当たりばったりの爆笑トンデモ作品」へと激変。
 地球人と異方の間に出来た子供は、純粋異方を越える力を有するとか、そんな設定ドコにあったんじゃ!『ドラゴンボール』サイヤ人か!
 小娘との対決にボロ負けし、こうなったら宇宙ごと壊して皆殺しにしたるわ!とかいう、やっぱり『ドラゴンボール』の往生際が悪いボスみたいなことを言い始めるザシュニナ、残念すぎ。
 それはそれで笑った、楽しんだ、とは言えるモノの、後半に到るまで期待していた内容とは全くの別物だなあ。
総合的にどう評価すれば良いのか、頭をヒネってしまうアニメ。
 続編では、半分機械になったザシュニナがゴツい父親連れで地球へと復讐に訪れ、しかし宇宙武者修行でテレポート戦法とか身につけた幸花の剣で微塵切りにされ世にも情けない最期を遂げる、とか、新たに異方技術で作られた人造人間が……(もういい)

2017年07月19日 水曜日
『アホガール』03.「老後も安心!アホガール」

 原作で凄く好きだった、よしこ母・よしえのアホ暴走が見られて嬉しい。
 よしえは、住環境などから見て結構な収入のあるダンナを「実力行使で」捕まえていると思え、経済的にはアホ娘をずーっと飼い続けることも可能だろうに、 自身の成功体験を踏まえ、先の先まで娘の人生を見通し、明を娘の結婚相手というか生涯介護者として確保しなければならない!とする強烈な目的意識を持って いることからも、かなり賢いと言える。
……娘のライバルを潰す方法や、正体を見極めるための理屈が超絶にアホではあるが。
 娘と変わらないぐらいに若く、美人なのだから、男を陥れる計略を上手く理解・実行できない娘に変わり、自分が明を手籠めにし、あとは映像など証拠を押さえて脅迫すれば良いのに。
「それはお前のマンガだろ!」か。

 クラスメート・さやかの人の良さには、驚く。
この押しの弱さ、流されやすさは、よしこと別な意味で恋人や結婚相手として不適当な部分が。
フツー、よしこには殺意を覚えるだろう、合法な範囲で収めるとしても「無視する」「関わらない」。
 しかし、無視されようと、よしこなら「ねーねー、なんで返事してくれないの?耳が聞こえなくなったの?わー!(大声)」みたいな迫り方をして、関係拒絶を許してくれないか。
 裏サイトやクラスのLINEにどんな悪口を書かれようと、全く気にしない、あるいは褒められたと勘違いさえしそう。
そのうち、悪口書く方が、その無益さにバカバカしくなってくるだろう。
 イジメによる深刻な事件の解決法を、アホのよしこが示してくれているのかも知れない……いや気のせいかも知れない。

2017年07月17日 月曜日
『地獄少女 宵伽』01.「見えない聞こえない」

 2005年から断続的に続いているシリーズ、第四期。
前期から八年も空いて、まだ新作が放送される息の長さは驚き。
 このシリーズについては余りキチンと見ておらず、飛び飛び、全体としても数話程度の鑑賞なため、内容にどうこう言える程の知識が無く。
 「こうかな」と思わせたストーリーをひっくり返すのは良いと思うけど、イジメられていた少女に友好的な(悪意を示さない)少女について、結局「悪い子」 「悪い子ではない」どちらか微妙で、スマホに変えられギャグと紙一重のイタブリを受けた後、地獄へ送られるクライマックスに爽快感も悲劇性もないのは、毎回こういう ものなのかな。
似た所のある『笑ゥせぇるすまん』も、対象が悪人だから酷い目に遭わせている訳じゃない(そうでないことの方が多い?)から、視聴後のスッキリしない感情まで含めて楽しむ作品か。
 これまでと同じく、見られたら見る、ぐらいの姿勢。

2017年07月16日 日曜日
『バチカン奇跡調査官』01.「主の支えによりて我は目覚める」

 原作小説未読。
 フィクションでは、なかなか恐ろしい所として描かれることの多いバチカンだけど、奇跡認定の係官、というのはいかにも(奇跡の認定自体は本当に行っている)。
FBIがXファイル部門を持っている、に比べればごく順当。
 内容は、オカルトや奇跡のファンタジー……ではなく、それに寄せた・似せた事件を推理していくストーリー、だと思う、まだ事件解決編を見ていないので断言できないが。
 涙あるいは血の涙を流すマリア像、という現象は割合語られることが多い。
しかし、このアニメのように「目から噴き出すが如く涙が流れ続ける」パターンはないだろう。
これはもう、異様に水が冷たい環境から云々なんてチョコチョコした話じゃなく、像の内側に何故か通してあった水道管が破損したか、法王すらひっくり返る奇跡だとしか。
 この謎解きをどれくらい説得力持たせて描いてくれるのか、視聴継続。


『ゲーマーズ!』01.「雨野景太と導かれし者達」

 番組表で見て、同名のアニメグッズショップが一社提供する情報番組かと……原作ライトノベルのタイトルなのね、未読。
 冴えないゲーム好きの高校生男子が、学園カーストのトップ美少女に話しかけられる所から始まる、願望充足型ストーリー。
だと思うのがフツーだし、主人公は美少女の歓心を得るため万難を排して頑張る、というのがパターンだけど、実際のアバンでは「誘われた部活動が嗜好に合わないので丁重にしかし断固として入部をお断りする主人公」を見せている。
これは、珍しいなあ。
 主人公、別に天才的ゲーム能力を持っている訳でもなさげであり、そんなに頑張って勧誘する理由が分からない。
「ゲーム棚を熱心に眺めている高校生」なんか珍しくなかろうに。
 そんな美少女が在籍しているクラブなら、お断りしなきゃイケナイぐらい入部希望者が集まりそうなもの。
厳しい先輩はマイナス要素だけど、それでも諦めない、そこそこゲーム好きの男の子はいくらでも居そう。

 そういった現実的不思議さはともかく、「後に壊れます」「後に密会を重ねます」など、開き直ったキャプション演出が可笑しい。
 変なリアクションや、無駄テンションの高さもなかなか。
 こんなキッパリ物を言う(好意的女性を拒絶する)主人公、ライトノベルでは珍しいような。
彼が引いた分だけ、美少女ヒロインが距離を詰めることになるのか……先が気になるので、しばらく視聴継続。

2017年07月15日 土曜日
『異世界はスマートフォンとともに。』01.「目覚め、そして異世界。」

 原作は、「小説家になろう」サイトに連載中で、書籍化もされている模様。
 こういうデビュー、増えたなあ。
Webで発表されてある程度の人気を得ている小説なら、出版しての売り上げが計算でき、ゼロから発掘するより編集者の能力を必要としない。
雑誌掲載させてまとめるための「原稿料」というリスクが不要、印税のみで良い。
既に量を書いてあるなら(書いてあるものを書籍化検討すれば)、続きを書くようつっつく編集労力すら不要……商業レベルに上げるべく書き直させたり、既発表物の続きや完結まで書かせる労力は(凄く売れた場合に限り)掛かるにせよ。
出版社としては、メリットだらけじゃなかろうか。

 アニメ。
 流行の異世界転生物で、死んで「神」に出会い転生条件の交渉をするのは『この素晴らしい世界に祝福を!』、ワルに絡まれている美少女をイキナリ助けるシチュエイションは『Re:ゼロから始める異世界生活』に似ており、既視感。
 ライトな転生物では、現実での生活は邪魔にしかならないため余り描かれなかったり帰りたくないぐらい不遇だったりするけれど、スッパリと全く描かない、チラッとした回想すら挟まないこのアニメは、徹底している。
 神様の驚くべきユルさ。
自分のミスで主人公を殺したらしい、とはいえ、こんな大サービスで特典付けて良いモノなのか、ここまで自由裁量が許されるなら現実で生き返らせてやっても良かったんじゃないか。

 タイトルから、スマートフォンというオーバーテクノロジーを持つ他はごく一般的な少年が、その妥当な・意外な使い方で異世界生活を切り開いていくのかと。
 写真を撮る・動画を撮影する・録音する、戦略に必須な詳細地図を表示できる、時刻が正確に分かる、複雑な計算を一瞬で終わらせられる、天気予報も?……
何より、膨大な知識にアクセスできる訳で、病気の治療や手術法、効率的農耕や絶品料理の手順、火薬など武器の作り方、車や飛行機の機構提示、歴史から戦略戦術をパクれる等々、恐ろしく便利に使えてしまう。
 これだけで、後進的異世界においては「神」にも等しい力。
どう使ってくれるのか楽しみに見ていたが……
 主人公は神により身体能力を強化されており、相手の動きがスローモーションに見える。
 敵の意表を突くため、モメていたアイテムを破壊するなど、頭の回転に優れ、強い判断力を持っている(これは元から?)。
 あらゆる属性の魔法力を備え、自由に使える。
 オマケに神にはヒイキされており、直接通話すら可能。
 ううう〜ん、やりすぎというか、「スマートフォン要らないんじゃない?」
逆に面白味が薄くなってしまいそうな。
主人公に強く感情移入したり(性格付けの弱さがそれを容易にしている)、「気楽に見られる」ことを第一に考えるなら、これはこれで良いのか。
 『Re:ゼロ』の凄い面白さとシンドさに振り回された身としては、丁度良い箸休め、とも思える。
 しばらく見ようかな。


『はじめてのギャル』01.「はじめての土下座」

 原作漫画未読。
 今期エロ枠。
 第一話から作画がピシッとせず、しかも単なるパンツにさえ「ハートマーク」を入れて見せないため、「エロさが嬉しい」と言うにはパワー不足でテンション上げられず残念。
 女子のパンツを見ていたいばかりに、プライドも何もかも投げ捨てて顧みない主人公は、いっそ清々しく、チョイ笑ってしまったのに。
 そういうこともあり、視聴継続の意欲は弱め。
原作漫画を読む方が、本来の面白さを受け取れるのかも。

2017年07月14日 金曜日
『ようこそ実力至上主義の教室へ』01.「悪とは何か――弱さから生ずるすべてのものだ。」

 原作ライトノベル未読。
 学校の一クラス、その中であるいは対外的に、生徒達が理不尽とも思える戦いを強いられる形式のストーリー。
 連名の監督だけど、『ダンガンロンパ』『暗殺教室』の岸誠二と、クラスではないがバトルロワイヤル『魔法少女育成計画』の橋本裕之ということで、適任かな。
 一話目では、閉鎖環境の学園と、月に十万円が支給される生徒達の特殊な状況紹介、キャラクターの顔見せが行われた。
ラストでようやく「ああ、こういう話なのか」が示されるものの、それまで弛緩したストーリーのみ語られ(伏線が張られてはいるけど)、割合スロースタート気味。
呑気な日常から、次回で一気に困窮状態へと突き落とされ、這い上がるべくクラス単位での戦いが始まる?
 バス車内でお年寄りに席を譲らなかったのは、この学校的に、プラスマイナスどちらの評価なのかなあ。
 まだ「掴まれた!」というほどではないが、先行きは気になり、監督手腕にも期待しつつ視聴継続。


『SHADOW OF LAFFANDORラファンドール国物語〜FANTASY PICTURE STORY〜』01.

 「音で紡ぐファンタジー作品と称した音楽プロジェクト(Wikipedia)」の一環らしい。
 立ち絵のキャラクターが、上下動のみしつつ会話をするだけで、他者がプレイしている低スペックのゲーム画面を見せられているよう。
 そういうものだとしてyoutubeなりで公開するならともかく、他アニメと混ぜてテレビで放送するには余りにも……
 「アニメ」とは言えない、そういうものを目指して作られたのでもなかろう作品、視聴対象外。


『ノラと皇女と野良猫ハート』01.「魔法でネコになっちゃった!?」

 五分枠なので駆け足の内容……というだけでなく、状況や登場キャラについて視聴者が既知であることを当然として作られており、??
パターンで受け取れば特に難しい内容でもキャラ編成でもないけれど。
 OP含め余り動かず、Webアニメくらいの作画。
 原作である成人向け美少女ゲームのファンに向け、作られたアニメなのかな。


『てーきゅう 9期』01(通算97).「先輩とスピーシーズ」

 2012年から、休みを挟みつつもずーっと続いてきたギャグアニメ、もう9期なのか!
 五分枠だけれども、ダルい三十分枠ぐらいの内容をムリヤリ詰め込んで、キャラはみんな聞き取れないぐらいの早口で喋りつつセリフを互いに重ね合わせ、あるギャグの意味を取ろうとしているウチにもう次のネタが終わっている、恐ろしいスピード感。
 今期も変わらず絶好調で……あれ?OPはともかくEDってあったっけ?
変な絵柄とか、それ自体も笑いになっていて結構だけど、毎回EDが入るとタダでさえ短い放送時間が更に短縮されてしまうな。
 気楽に、しかしギャグに置いて行かれないよう必死で見続けよう。

2017年07月13日 木曜日
『クリオネの灯り』01.「独りぼっち」

 原作小説未読。
元はオンライン小説のようだが、書籍化されたものはAmazonで非常に好評。
 アニメ。
 男女が海辺に並んで座り、「あれ、カモメ?」「多分…」というような会話をするだけのアバンに、驚く。
一応、「本当には言いたいことがあるのに言い出せない」性格である二人を見せる意味があったと、一話を最後まで見て気がついたりするけども、しかしこの導入で興味喚起に成功し、十分間アニメとはいえ最後まで見てくれる、と期待するのはどうだろう。
 陰湿なイジメを受ける女子と、それに対しアクションを起こすことが出来ない男子女子による、なかなかシンドイお話。
 それを、低調な作画と、短い放送時間なのに間延びを感じさせる演出で描く。
 意味ありげな一話ラストカットがちょっと気になるけど、ずっと見たいと思わせる内容では……


『イケメン戦国 時をかけるが恋ははじまらない』01.「イケメンスマッシュ」

 スマートフォン用女性向け恋愛ゲームを原作とするアニメらしい。
 五分枠。
 3DCGのデフォルメキャラで、戦国武将がギャグを展開。
『信長の忍び』のような、歴史的事実に笑いを混ぜて語るのではなく、何となく信長・秀吉といったキャラを美形化してドタバタさせる、お気楽な形式。
史実とかどうでもよく、テニス対決とかしてるし。
 見られない内容ではないけれど、無理してまで見る必要性は薄い。


『魔法陣グルグル』01.「旅立ち!ジミナ村!」

 原作漫画未読。
 テレビシリーズとしては三度目のアニメ化。
これまでの続編ではなく、原作の最初から再アニメ化する企画、なのだと思う。
……前二作を、数話程度しか見ていない不良視聴者なので、確かなことは分からないが。
 OPかEDを奥井亜紀に歌わせて欲しかったかなあ、あの歌、今でも凄く好き。
 作画は安定しており、ギャグのテンポも良く、旧来のファンに嬉しい出来じゃなかろうか。
しかし、ほぼ全編がベタなギャグで構成されている、という所、波長の合う人合わない人を生み出してしまうだろうな。
 前シリーズと同様、見られたら見る、ぐらいのポジションで。


『NEW GAME!!』01.「恥ずかしいところを見られてしまいました……」

 原作四コマ漫画未読。
 今に始まったことじゃないけど、第二期であることが微妙に分かり辛いタイトル、増えたなあ。
「新」「Part.2」「Z」なんてのが付いていればすぐ分かる、しかし「!」など記号が増殖、付いていた妙な語句がまた違う妙な語句に変わっているケースだと、認識し辛い。
テレビ欄で再放送かどうか混乱させないか?地上波では再放送自体が余り行われてないのか。
 関係ない話だった。

 ほのぼの萌えゲーム会社ワーキングアニメ、第二期開幕。
 入社二年目、多少なりと仕事に慣れてきたヒロインが、新しいゲームプロジェクト立ち上げの中、夢に近づくべく情熱を燃やす。
 部活並みの労働リアリティー……と、第一期最初では思っていたこの作品だけど、あくまでコミカルに・重くなるのを避けて、ではありつつ「働く」ことの大変さと喜びを描いてあり、侮って申し訳ない気分。
この第一話では、「上司が仕様変更を言い出す度にデコピン」なんて、笑いつつも「そうしたい気分、分かるなあ」じゃなかろうか。
 作画は高品質で、相変わらず女性キャラ達が可愛い。
 前期同様、気楽に最後まで見続けたい。

2017年07月12日 水曜日
『天使の3P(スリーピース)!』01.「小学生にドッキリ!」

 原作ライトノベル未読。
 引きこもり高校生主人公と、小学生女児が、音楽を通じて出会う。
 大昔は熱血系の頑張る主人公が多く、少し前は大人しくて状況や女の子に流されるタイプが主流、そして最近だと引きこもってる感じのキャラをメインに据える話が多いのは、そういう彼らを今の客が身近に感じるから、だろうか。
 分かり易い少女達の個性と抱える問題が示され、障害をクリアしていけば主人公が彼女らを助ける道筋も見える、手際の良い第一話。
 彼女たちがこれ以上、上達する必要がないぐらい音楽的な能力を持っているのは、善し悪し。
シリーズ導入のインパクト、CD等売り上げの都合からは見事な演奏で良く、しかし「これだけ出来るなら主人公ナシでも何とかなるだろ」と思わせるのはマイナス。
 とはいえ、女の子達は可愛く描けており、需要の合う視聴者は十分引き込まれたことと思う。


『ナイツ&マジック』02.「Hero & Beast」

 激進する巨大魔獣に、ロボ騎士団は為す術もなく壊滅していく。
 「若い者を伝令にかこつけて逃がし、ベテラン兵達は覚悟の出撃で全滅」「調子の良い兄ちゃんが、魔獣の恐ろしさを前に仲間を見捨て恥も外聞もなく逃亡」 など、シリアスで悲壮な戦いを詰めて詰めて、その果てに、すっごく楽しそうに巨大ロボを駆って参戦するエルネスティでひっくり返すカタルシス。
 勇気があるとか仲間の危機を救うべく、といった正当な理由付けがなく(そういうお膳立ては出来ていたのに)、「憧れの巨大ロボに自分は乗っているという高 揚感」「巨大・強大な敵との戦いが嬉しくてしょうがない」感情のみ……異常者・アホと表現すべきか、可愛い外見をしながら中身は狂いきってい るけれど、「その気持ち、分かるなあ!」である視聴者の自分側もダメダメなのでオッケー(笑)。
 ここまで初陣が楽しそうな主人公、珍しい。
いっそ清々しいぐらい。
 さすがに間近へと迫る死については怖くないのだろうか。
一度死んだことで現在はボーナスステージぐらいに捉えている、今の死どころか生にもリアリティーを持ってない、既に転生しているのだからこの次もあると考えている、そんな感じ?

 ロボットを動かす術式を最適化することで、通常では考えられない挙動を示すエルネスティ搭乗メカ。
巨大ロボットという現実より進んだテクノロジーを持ちながら(魔法稼働なので科学のみには寄らないが)、システム改良という意識が低いのだろう異世界において、天才的プログラマーとしての能力を遺憾なく発揮する主人公。
転生やタイムスリップの物語で、現実世界の知識から武器や薬品を作るハード的優位性を示すことはよくあるけれど、ソフト的な先進性を見せるのは珍しいような。
 それはともかく、巨大魔獣を攻略する方法はどこから?
巨大敵を打倒するには、目を狙う、固有の弱点(尻尾・首の後ろなど)を発見する、口から体内に飛び込むなんてのがあるけど、今回は複合技?
相手が生物ならでは、刺した剣から電流を流し込み脳へショックを与える、という方法、よく思いついたなあ。
 大手柄、しかし少年兵の所行と分かれば大騒動になるため、『名探偵コナン』のようにディートリヒを英雄として表に立て、自身は操縦の「実」を取るという 手もあったろうが……報償や賛美でなく「自分だけの巨大ロボを用いて好き放題戦う」のが夢であるエルネスティには、せっかく掴んだチャンスを棒に振ること は考えられないか。
 これでめでたく専用機獲得の資格を得た主人公の、マッドな快進撃が始まる?

2017年07月11日 火曜日
『ボールルームへようこそ』01.「小笠原ダンススタジオへようこそ」

 原作漫画未読。
 ボールルーム……ホテルなどの舞踏室・舞踏場、なるほど。
 社交(競技)ダンス物か。
この前まで「ジャンプ」で連載されていた『背すじをピン!と』や、映画では大ヒットした『Shall we ダンス?』に連なる。
 端正な作画で、原作の線を再現しているのだろうタッチのキャラ絵が美しい。
 夜を徹してひたすら踊り続けた主人公を、朝日の中、ヒロインが見つめるシーンを印象的に、ドラマティックに演出できていて、感心。
題材としては地味、と言って良いものなので、ダンスに感情を乗せ「凄い!」と思わせる演出・作画力が勝負を決める。
 ダンスの魅力、端緒を現す主人公の才能、ヒロイン提示と、導入部に求められることは一通り完了。
次回は、ライバルとなる天才キャラ登場?
 一話を見終わって、気がつけば背筋を伸ばして歩いてしまう、面白いアニメ。


『プリンセス・プリンシパル』01.「case13 Wired Liar」

 アニメオリジナル企画なのか……いかにも漫画かライトノベルの原作がありそうなのに。
 学園コメディーでも展開しそうな可愛らしい女の子達をメインに据えながら、画の雰囲気はあくまで重く、古く懐かしく見知らぬスチームパンクの世界を形作る。
 重力を操作する不思議テクノロジーや、人間離れした体術を駆使する少女達のアクションが、凄い。
今期低調なアニメの中では、「こんなキレイな作画の上、枚数を使って良いのか」不安になってしまうぐらい。

 ヒロイン・アンジェの、「こりん星出身」みたいな中二病自己設定と、変なウソが印象的。
重そうな話の中ではちょっと浮いてないか、と思ったけど、ラストに至って、えらくヘビーな有効利用が成される。
 殺す・逃がす、どちらを選ぶかで物語のテイストが決まる所、救いがあるかに見せて……「えっ」と声が出てしまった。
そこから、しかし僅かな救済を示す上手さ。
 男の妹が入院していた病院、隣のベッドの少女は監視員だと思われるが、殺した?眠らせただけ?
 「スーパー能力を使って人助けするヒロイン達」の方が一般的に好かれたろうな、アリガチだし締まった物にはならないけれど。
 これからも、ズシリと来るストーリーが続く?女子校でのドタバタぐらいの軽い話もアリ?
 絵的なクオリティーが酷く落ちない限り、見続けたい。


『セントールの悩み』01.「なんだかんだで、みんな、キスって大好きだよね。」「マラソンって人生の縮図だって、知ってた?」

 原作漫画未読。
 中国・ハオライナーズ制作アニメ。
……というだけで、ちょっと身構えて、残念な内容を覚悟しての鑑賞。
 演劇練習っぽいシーンから始まるし、天使の輪は「不思議な力で浮いている」のではなく、針金?髪の毛?で持ち上げているようだし、クラス全員が仮装しているのかと思った。
全員、ホンモノの異形なのね。
今回の劇中、現実と全く異なる生物進化により形作られた人型(半人型)生命体だと語られた。
 しかし、女の子同士のキスというだけに留まらず、人外少女、しかも一人は半分馬……何重に屈折したシーンなのか(笑)。
この辺は、中国で大丈夫なネタ?

 全体的にはほのぼのしていながら、「不気味な目でクラスを監視する男達」など、実は平穏でないダークな設定を匂わせる部分あり。
 ケンタウロス少女・姫乃が舞台セット倒壊をギリギリ交わしたり、全力疾走の慣性で止まれず危なく車を飛び越えるなど、意外な程アクションに力が入っており、細かい演出をしてある。
 半馬異形の姫乃を「可愛い」と思わせるため、非常に気を遣った作画が成されているのにも、感心。
 これ、監督が紺野 直幸なのね、驚いた!
『009-1』を監督し、漫画家本人より巧く石ノ森章太郎の絵を描く人。
この一話目だけ見ても監督として確かな力量だと思うけれど、この人には出来るだけ多く石ノ森作品を手がけて欲しいと個人的に。
 ハオライナーズとは言っても、制作……資本?がそうだというだけで、原作漫画及びアニメスタッフなどほぼ日本人の日本製アニメだと捉えて良いだろう。
 気楽に、視聴継続。

2017年07月10日 月曜日
『ひとりじめマイヒーロー』01.「はじまりは、いつも教えてもらえない。」

 原作漫画未読。
 タイトルから、本当の超能力を持つヒーローが出てくる作品かと……主人公がテレビでもヒーロー番組を見ていたし。
 ヤンキー集団にイジメられてる主人公、と言うには、自ら進んで尽くし彼らの仲間でいようとしており、また集団も傍迷惑ではあるモノの主人公にはフレンドリーで、後半、彼らを避けようとするのがよく分からない。
 どうしようもなく孤独なのでヤンキーとでも仲良くしようとしているのかと思えば、普通に友達が居て不思議。
 女生徒に騒がれるキラキラ美形らしい少年と、主人公らの作画的描き分けが全然できておらず、同じような顔に見えてしまう。
美形について、せめて演出でそう感じさせるよう、効果として周りを光らせるとか音楽鳴らすとか、もっと派手に、分かり易くすべきでは。
 この第一話ではそれほど色濃くないけれど、CMを見ると、女性視聴者向け男キャラ同士ラブラブ作品なのね。
それなら、文句を言う筋合いでなく視聴対象外。


『ウルトラマンジード』01.「秘密基地へようこそ」

 連綿と続くウルトラマン・サーガ、その最新作。
 冒頭、ベリアルによって地球?が滅び、ウルトラマン達の居る宇宙全体にも巨大な被害が……崩壊した?
しかしOP明け、地球は存続しており、「クライシス・インパクトという災害が地球を襲い、何故かその時の記録はほとんど消失」程度の事態として処理されている。
 劇中で見られているテレビがブラウン管アナログタイプだし、防衛隊はなく、怪獣もウルトラマンも人々の記憶に無さそうな所からすると、異次元宇宙?
 ウルトラ族は「命を二つ持ってきた」ということが出来るので、数十億の命と地球復元の方法を持ってきて元通りにしたのかも(時代は少し戻っている)。
『エヴァンゲリオン』『まどか☆マギカ』風に、滅びを回避するため何度目かやり直している世界とか。
 チラッと出ていたウルトラマンキングが事態をどうにかした……って可能性も、恐るべきデウス・エクス・マキナキャラだから。
こんな能力も「キング再生光線(キングビーム) 両腕を交差させて放つ再生光線。『レオ』第50話でブニョの策略でバラバラにされたレオを元に戻した(Wikipedia)」

 主人公は、怪獣の登場で下宿していた家を失い、さ迷うウチにベリアルが?用意していた秘密基地へと招き入れられ、そこで自分の持つ力を知り戦うことになる、なかなか上手い構成。
 初めて変身し戸惑うジード、異形の巨人・ウルトラマンの姿(無条件で信用するには禍々しさのある)に困惑し単純に応援できない群衆。
「ジャ ンプで飛びすぎる」「ビルを柔らかく感じる(それだけ硬度に差がある)ジードの体」「変身時間に限界が来ても的確な対応は分からない」など、知らない・知 られていないことへの混乱が、視聴者も一緒に初めてウルトラマンを見る気分にさせ(あるいは「ここで光線技だろ!」と先輩面のアドバイスをさせ)、盛り上 げる。
 アニメ調にCG飛沫で動線を示したりと、水を使った特撮が格好いい。
秘密基地内部とか、やっぱりライブシーンで予算の厳しさは感じてしまうが、努力と見せ方の工夫で安っぽくしていない。
 ベリアル・ウルトラ族は今どこに?ジードはベリアルがどのようにして作った子供なのか?伏せた部分がポチポチあって、興味を引かれる。
 これは、面白い!


『将国のアルタイル』01.「犬鷲の将軍」

 原作は漫画なのか、てっきり小説だとばかり……未読。
 年若くして高い地位に就いた将軍と、踊り子の恋がメインテーマになるのかと、そういうアニメも多かったし。
国と国の思惑や謀略が入り乱れる、『アルスラーン戦記』的な話かな。
題材としている国の雰囲気も、両作で共通している感じ。

 帝国の企みを主人公が回避する所まで描いた第一話。
えらく簡単なことで冤罪であると看破、人材不足だから?陰謀に用いたのと同じ暗殺者を使って襲撃、彼らが首謀者の名前をうっかり漏らした上おめおめ生きて捕まってしまったため、開戦は避けられた。
鷲を便利に使役しての暗殺者捕獲とか、ちょっと「楽」に描きすぎじゃないかと思わないでもないけど、三十分でテンポ良く一エピソードを完結させる、という目標に沿っては妥当かな。
 整っているものの「大迫力の戦闘」描写には不向きそうな作画、及び演出。
 面白くなることを願って、しばらく視聴継続。

2017年07月09日 日曜日
『メイドインアビス』01.「大穴の街」

 原作漫画未読。
 今期は、作画的にちょっと低調なアニメが多く、伝えられるアニメ界の苦境ってもうホントに危ない所まで来ているのかも、と思い始めていたらこのアニメ。
 ふわふわ低年齢向け作品のようなキャラ絵なのに、手を抜かない世界観やアクションの見せ方に圧倒されてしまう。
キャラクターデザインと一話目の作画監督は黄瀬 和哉、そりゃあ上手い訳だ。
 冒頭からのイメージや怪物からの逃走アクションは、『ナウシカ』っぽい、というか『ナウシカ』並み。
そういえば炭鉱町(じゃないけど、っぽい)で、「地下から上がってきた少年」と少女が出会うのは、『ラピュタ』イメージかな。
重くて運ぶのが大変な少年は、飛行石でふわりと軽く受け止められるシーンの逆。
強力なビーム?描写はそのままロボット兵。
 いやパクリとか言うんじゃなく、オマージュ、リスペクトとして。

 謎の少年と共に、冒険が始まることを感じさせて、一話目はお終い。
 この、凄い作画クオリティーはどこまで維持できるんだろうか。
クセの強いキャラ絵だから、崩れたら大変そうだな……という不安と期待を持ちつつ、楽しみに見続けたい。


『RWBY』01.

 「アメリカのRooster Teeth Productionsが制作したWEBアニメシリーズ(Wikipedia)」らしい。
そういえば一時、ネットで話題になっていた。
 第一話、最初の方はとにかく3DCGの出来が粗く、日本で一般の人達が趣味で作るCGアニメの方が余程細かく作り込んでいる、と思うぐらい。
しかし後半、目が慣れたのか制作の腕が少し上がったのか、「こういうものだ」として気にならなくなってきた。
CMで見せられる第四シーズンは、映像が飛躍的に美しくなっていることから、段々レベルアップしていく様子も楽しむべきかな。
 YouTube公開版をちょっと見て……テレビ放送は、これの五話までを結構カットしながらまとめたもの、なのね。
割と大事な所も削られてるような。
ノーカットを見たければソフト版で、って?

 何となく流した演出ではない、拘ったアクションの作り方が面白い。
これだけを楽しみにしても見続けられる程。
 キャラの細かい動作からストーリーまで、日本のアニメや漫画の影響が色濃い。
「優れた部分を上手く取り入れ、自作品に活かしている」と言うか。
日本人が作った日本製アニメでも、サッパリそう出来ていないものが(今期新作にだって)あることを思えば、素晴らしい学習能力と情熱。
 天然元気系ヒロイン、高慢お嬢様、無表情少女、全てにおいてヒロインより優れる姉……なんてキャラ編成も、アメリカではあんまり見られない気がする。
 不足に思う部分が、制作者の力不足か無情な日本放送版カットによるモノなのか分からないのは不安だけど、先行きを楽しみに見続けたい。


『時間の支配者』01.「存在と虚無」

 原作漫画未読。
作者は台湾の方なのね。
 「少年ジャンプ(実際の掲載は「少年ジャンプ+」)」らしく、第一話は、少女が超常の力を備えた少年と出会い、襲い来る怪異を彼が撃退して少女を救う、分かり易い形式。
 少年コンビの掛け合い、怪物の独特さ、それと戦う能力の設定など不足なく描き出されており、特に文句を言う所は無い。
 「時間」を自在に操ってのバトルらしいのに、せっかく降らせているCGの雪について、降下速度を特に変えてない所だけ、???
ここは当然、演出で活かすべきでは……意味が無いなら降雪自体をやめてしまった方が。

 人から残った寿命を吸い取って老化・死亡させる怪物はよく見るけど、生きてきた年月を吸収され若返る呪いは珍しい。
十年か二十年、持ってってくれないかなあ、「無」まで戻されるのは困るが。
 まだ「無難」という感想に留まりつつ、主人公達(登場するのだろう他戦士とも)の関係性、力を使うことで起きる障害、無くした記憶の真相など、ここから面白く展開できそうな要素は多く、もうちょっと見ての判断で。

2017年07月08日 土曜日
『18if』01.「電影の魔女」

 原作はスマートフォンのゲームなのか、未プレイ。
  「不思議の国のアリス」が、今、原作など誰も知らないオリジナルアニメとして制作されたなら、「ウサギ追いかけて穴から変な世界へ、ってテキトー過ぎ」 「都合良く薬で大きくなったり小さくなったりするの、無意味」「超展開の末に夢オチ!サイテーにもサイテーだ、見た時間返せ」と炎上しっ放しだろうな…… などと思い ながら見たこのアニメ前半。
 不親切なのか作り手の力が恐ろしく不足しているのか、不自然さが連続する物語(視聴者を圧倒するイマジネイションも無し)、キャラのリアクションや行動は「話の都合」以外のナニモノでもなく、サッパリ感情移入できない。
 作画の悪さが更に興味を逸れさせ、真面目に見続けるのは難しい。
 後半、唐突なお説教で事態を全部解決してしまう分かり易いストーリーが現れてきたのは、良くなったのか前半よりヒドイと言うべきか。
 ソフト化の際、商品としての通用度合いが心配になってしまう内容。
 「各話監督制で制作される」という所に多少の興味はありつつ、しかしこれ以上は……


『アクションヒロイン チアフルーツ』01.「いきなり超天界!」

 アニメオリジナル企画。
 「プリキュア」的なスーパーヒロインの活躍を、「戦隊」「仮面ライダー」風バトルアクションで見せるステージ・ショー、それが大人気を博している世界。
カミダイオーというヒロインのショーを楽しみにしていた妹のため、練習を積んでその再現に挑む姉と、アクション好き少女。
 『ラブライブ!』の筋を、アクションステージに置き換えた内容。
 アホみたいになってしまいそうなストーリーなのに、要点を押さえ見られるモノに仕上げているのは、本家?特撮作品を数多く手がける脚本・荒川 稔久の腕力か。
『魔法少女リリカルなのはA's』『DOG DAYS』で、活劇を得意とする監督・草川 啓造の力も。

 殺陣練習で寸止めしていたのに、本番ではノリノリ過ぎて我を忘れ、悪に扮する気弱少女・美甘へ本気で攻撃を当ててしまう杏のヒドさに、つい「打ち合わせ通りやれよ!」とか声が出てしまう。
その真剣さにより、侮っていた子供たちの心を掴み、妹の声援に力を込めさせてステージ成功へと繋げ、高所からの降下キックで笑わせた上、建造物破壊からのイベントにまで持って行く上手さ。
「倒壊事故に責任を感じた少女達は自首するつもりだった」とする道徳的フォローを入れる所が、荒川 稔久らしい。
 しっかり「ショボいショー」に描きつつ、情熱でのカバーを感じ取らせる演出も見事。
 ヒロインらは可愛く、テンポの良さがあって楽しい。
 ここから、仲間を集めつつ、歌なんかも含めたアクションステージで町を盛り上げるべく【ろこどる】やってみるのかな。
 楽しみに、視聴継続。


『コンビニカレシ』01.「卯月」

 「ローソンとGzブレイン(旧カドカワ)による日本のメディアミックス作品(Wikipedia)」らしい。
 ごく普通の日常を描いているはずなのに、ピントがボケ過ぎていて意味の取りづらいシーン、多々。
 全体に間延びしている。
冒頭の「男子がただ街中を走る」所、ホントに何の演出的工夫もなくダラダラ走らせており、もう挫けそうになってしまう。
続く登校シーンまで無意味に長く(吊り橋?渡ってみたり)、呆然。
 コンビニでのアクシデントと出会い……の下りも酷い。
作画への制限が厳しいのかも知れないが、肝心の瞬間を描かなかったり、心がないのかと思うほど主人公の表情が動かなかったり。
そのため、展開に不自然さまで生じさせてしまっている。
 この作品で描きたいものは何も無い、そういう作り手側の気持ちが伝わってくるようで辛い。
 前半は見たが、その辺で限界、視聴脱落。

2017年07月07日 金曜日
『DIVE!!』01.「DIVE TO BLUE」

 原作小説未読、「サンデー」のコミカライズは既読……余り覚えてないんだけど、まだこれから、という所で終わってしまったような。
実写映画化もされているし、人気のある原作なんだなあ。
 アニメ。
 少年との出会いを通じ、主人公が飛び込み競技を志す導入。
ここはまだしも、その後に第一話として無駄に思える部分が多く、集中力を薄れさせてしまう。
少年達を取り巻く日常もしっかり描きたい?しかし、漫然とさせないよう最初は「飛び込み競技の魅力」に絞るべきじゃなかったろうか。
 「ノイタミナ」枠、それも一話目にして崩れの見られる作画。
 ちょっと厳しい。


『最遊記RELOAD BLAST』01.「突風」

 原作漫画……いくつもシリーズがあるようだけど未読。
 OVA・映画含め、ええとこれで八回目のアニメ化?
直近OVAでも六年程前なので、結構間が空いている、息の長い作品。
 登場レギュラーキャラの風貌や、何となくの性格付けぐらいしか知らず見ても、特に問題ない第一話。
さして難しい事を描いている訳でなく、分かり易い導入。
 作画はまずまず、なるほど根強く人気があるのも分かるキャラクター造形。
 ここから作品に入ることは(不明点を原作や既アニメで補いつつ)可能だろうと思うけれど、常識的にはファン向け。


『ナナマルサンバツ』01.「キミもクイズ王にならないか?」

 原作漫画未読。
 タイトルからじゃ内容が想像できないけど、クイズを扱うクラブ活動の物語なのね。
表題の意味は「「七問正解で勝ち抜け、三問不正解で失格という、競技クイズの基本的なルール」を表すらしい。
 入学式のクラブ勧誘活動から始め、ヒロインとの出会い、知識はともかく性格的に競技クイズには不向きそうな主人公の紹介、「ヒロインのパンツ見ちゃう」辺りまで、ごくごく穏当な作りのため良くも悪くもなく。
しかし、模擬クイズ対戦で早押しの攻略法が分かってくる所から、ちょっと面白くなってくる。
なるほど、「競技」クイズとはこういうモノか。

 余り大げさにせず盛り上げる演出、不足の無い作画。
 ヒロインの声優さんは少々不慣れ……?と思えば、川島 海荷か、『私の優しくない先輩』ぐらいでしか知らないけど結構忙しいアイドル?タレントさんのような。
どうして声優してるのか不思議、いやWikipediaで見ると、チョイチョイ声のお仕事をしてるんだ。
本格的にやるなら勉強して欲しいかなあ、声だけで勝負するにはまだ力不足を感じる。
 競技クイズの魅力を描き出すのだろう先行きと、ヒロインの演技力アップにも期待しつつ、しばらく視聴継続。

2017年07月06日 木曜日
『徒然チルドレン』01.「告白 不真面目な彼女 / 生徒会長の悩み / スピカ」

 原作四コマ漫画未読。
 十五分枠に四回の告白劇?を詰め込んだ、オムニバス形式。
 小悪魔な学級委員少女に翻弄される話とか、好きだなあ。
高校時代、二人だけの状況で「私、処女よ」なんて言われてしまったら、そのインパクトたるや……後の人生を歪ませかねない。
 天文部の、本心を隠してついふざけてしまう女子による告白も、可愛らしい。
 取り立ててどこが「凄い!」という内容ではないが、しっかりした画面作りもあって、気持ち良く見られる。
 しかしこの監督が金子 ひらくだというのは意外。
こういう傾向の作品では個性が活かしきれないような……いや、現実に「ちゃんと出来ている」ことからすると、この方面への才能や嗜好もあったのか。


『アホガール』01.「来たぞ!アホガール」

 原作漫画は、掲載雑誌で多分、単行本一巻分ぐらい既読。
 容姿は凄く可愛く、スタイルも良い女の子なのに、交際しようとかその先に進もうなんて考えられないレベルのアホ、という突き抜けぶりが楽しく、笑った覚え。
他漫画に多数登場するアホの子キャラ中でも、ここまで良い所のない、面倒見切れないヒロインは滅多に居ないだろう。
まかり間違って「結婚」というようなことになれば、残りの人生を儚んでしまいそう。
 救いは、よしこ母が若くて美人だという所かなあ……中身は娘とそんなに変わらないけど。
 速いテンポで進む、と思えば十五分枠なのね。
それで丁度良い、三十分あると、よしこの強烈すぎる個性が神経に障り始める恐れ(笑)。
 肩の力を抜ききって見続けたい。


『異世界食堂』01.「ビーフシチュー」「モーニング」

 原作ライトノベル未読。
これも「小説家になろう」サイトに掲載されてたんだ。
 流行の料理ジャンル。
第一話の内容からするに、『包丁人味平』辺りから『ミスター味っ子』『食戟のソーマ』へと続く料理勝負テーマではなく、『美味しんぼ』等の食ウンチクを語るモノでもない。
 おいしいものを食べて幸せそうな人達を見せるタイプかな、『幸腹グラフィティ』ほどエロなリアクションはナシにしても。
プラスして、料理から人生を語っていく『深夜食堂』の要素もいずれ?
 ファンタジー世界を舞台とする料理物、という飛んだ設定の作品にしても、『異世界居酒屋「のぶ」』『ダンジョン飯』があり、もうこれから食べ物に絡めて新しい切り口を探すのはなかなか難しい状況。

 本編。
 ダメを出す程悪くないんだけど、見せ場となる料理の作画が「普通」という所に留まり、美味しそうだなぁ〜お腹空いたなぁ〜と視聴者に思わせるにはパワー不足。
 なら、食べた客側の反応で「こんなに喜んでいるからには美味しいんだろう」と感じさせることだが、その辺も淡々としていて物足りない。
 作品の中心となるべき料理について、作り手側の執念が不足しているような。
 一話時点では、意外性も盛り上がりも感動もないストーリーなので、全体がボンヤリした印象となって、次回も必ず見よう!という動機付けを与えてくれない。
「ドラゴン襲撃によって壊滅に瀕した村が、おいしい料理を食べさせることで寛恕を乞うべく、食堂の主人を頼って最後の賭に出る」みたいな話であれば、アリガチではあっても「見た」実感は強かったと思うが。


『恋と嘘』01.「初恋」

 原作漫画未読。
 少子化対策として、16歳を迎えた少年少女に対し、国が結婚相手を決定・強制するディストピアが舞台。
 互いの遺伝子のみならず性格的な相性も考慮はされるのだろうから、このシステムを歓迎する向きもあろうか。
しかし万全では有り得ず、相手の容姿が、あるいは個性がどうしても受け入れられないものだった場合、もう地獄だとしか。
 上層部が選んだ信者ペアでの結婚を強要する宗教団体は実在するが、これで成り立つのは「強い信仰」という共通するベースがあってこそ。
この作品の場合なら「国への信頼もしくは恐怖」と、結婚=出産ではないことから「子供を持つことへの社会的サポート、周囲の理解が万全……持たないことによる巨大なデメリットで脅迫?」辺りが必要。
国が信頼でき、子育てを完全バックアップしてくれるなら、こんな人権無視結婚システムがなくても出生率は回復するだろう。
 いや、それは作品意図に沿わない余計な考え。

 国家に引き裂かれるロミオとジュリエット……なストーリーかな。
ダークすぎる展開にはせず、「好きな子が居るのに、親同士が勝手に決めた許嫁乱入」ぐらいのライトな描き方にする手も。
 初恋のドキドキや、急にキスを迫る若干エキセントリックな少女が上手く演出されており、整った作画もあって魅力的に見える。
 あんまりシンドイ話にならないと良いなあ。
主人公少年を特異点として、完璧だったはずのシステムにエラーが頻発し、複数美少女との結婚を強いられてしまうディストピア・ハーレム物になるとか。
ああ、「少年の遺伝子(少年自身ではなく彼が設ける子供たち)は国家再興のため必要不可欠」ということなら、「優位な複数相手と子供一杯作れー」っていう困った困った( ^_^ )状況にも出来るのか……そんなのはお前の漫画でやれって?
 どうなっていくのか、視聴継続。

2017年07月05日 水曜日
『妖怪アパートの幽雅な日常』01.「夕士と寿荘」

 原作小説未読。
 一話見終わって、冒頭の「河川敷で殴り合い男の友情を深める」イベントに、余り意味を見いだせなかった。
卒業し、高校へと進学したことだけ分かれば良い訳で……いや、物件探しか、もうアパート到着から始めても良い。
 他にも、三十分に不必要と思えるエピソードや演出が多く、「妖怪や幽霊が同居するアパートで暮らすことになった主人公」という、もう珍しくない設定紹介への流れに間延びを感じてしまう。
時間は、妖怪達の個性や怪異、それをホラー風味とコミカルさを取り混ぜて描く事に費やした方が。
 ごくごく普通の演出……少々古い、作画も一話としては特筆して良くない。
 先の分かるストーリー、目を離していても大丈夫な画面作り、「アニメを気楽に見続けたい」人には向いた作品かな。


『スカートの中はケダモノでした。』01.「ごめんね、我慢できなくなっちゃった」

 原作漫画未読。
 五分枠で、同枠前作が『僧侶と交わる色欲の夜に…』であることからも、アダルト路線。
 女性キャラが異質な設定を背負った男と出会い即ベッドイン、という流れも両作同じ。
それはまあ、短時間で売りとなるエロシーンまで持って行かねばならない商業上の制約があるのだろうから仕方ない、ってのは分かりすぎるぐらい分かってしまったり。
 ヒロインが美女と信じた相手の正体……ここに意外性を持たせるには、ネタバレ過ぎるタイトルだなあ。
 五分では食い足りない視聴感だけれど、正面からエロを描いている以上、放送時間を長くするとお目こぼしの対象から外れる恐れが?
 作画は必要十分。
 こういうアニメに対し、需要のある人は見て良いかと。


『バトルガール ハイスクール』01.「私たちガンバリます!」

 原作ゲームアプリ未プレイ。
 キャラクターの雰囲気とアイドルの登場から「アイドルマスター」かと思えば、学校の仲間が揃って変身し怪物と戦う「スクールガールストライカーズ」の流れへ。
 タイトル通り「ハイスクールに通うバトルガール達の物語」だと分かるので、細かい設定紹介は後回しで良いと思うが、見分けも付かなくなるぐらい一度にキャラクターを出したのは、どうかなあ。
物語や戦闘描写に(一話時点で)独自性は薄いのだから、キャラの魅力で次回へ引っ張るしかなかろうに。
そうして、まだレギュラー陣に馴染みもないところで「謎のキャラ登場」として続いては、キツい。
 ヒロイン達に既に馴染んでいる原作ゲームのファン向け、極端に言えば一見さんお断り、を意図して作られているのか。
 一話目から若干緩みの見られる作画。
 視聴継続の意欲は弱め。

2017年07月04日 火曜日
『潔癖男子!青山くん』01.「青山くんはキレイ好き」

 原作漫画未読。
 突き抜けた個性を持つ男子を設定し、彼を中心にコミカルな世界を展開する、『坂本ですが?』『田中くんはいつもけだるげ』『湯神くんには友達がいない』等に連なる系統の作品。
 潔癖症は目の付け所が良いし、泥だらけ汗だらけでプレイするのが普通のサッカーに絡めるのもなるほど!だけど、見ていると「だったらサッカーなんかしなきゃいいのに、『お掃除部』作って学校中ピカピカにするとか、いっそ帰宅部で良いはず」と思ってしまう。
まあ、この「なんでやねん!」がギャグの基本か。
 作画は整っているし、頭身を縮めたキャラ絵が可愛い。
 しかし、笑えた、というにはネタの押し込みが弱く、何となく一話を見終わってしまった印象。
クセのあるキャラクターを周囲に配置してあるようなので、その関係性から面白味を出すのかな。
 もう少し見てからの判断。


『ナイツ&マジック』01.「Robots & Fantasy」

 元はWebで連載されていたライトノベルが原作らしい、未読。
 流行の異世界転生物。
イイトコロの、しかも少女と見まがう美少年へ、幸せな生まれ変わり。
 「剣と魔法」は海外ファンタジーの定番(日本神話にもそういう概念はなくもない)だけど、「巨大ロボットとファンタジー」の取り合わせとなれば、この国の独壇場。
 科学技術に寄らない巨大ロボットの設定なら前にもあったが、剣と魔法世界にロボを持ち込んだのは『ダンバイン』が初めてかな。
次いで『ガリアン』?

 連続して作られている転生ジャンル、今や目新しくはないファンタジーロボット、この取り合わせでどう物語っていくのか……だったけれど、「現実世界の特 異な・進んだ知識を持っている優位性」をロボットや魔法方向に正しく活かしており、「巨大ロボ大好き」という分かるにも分かりすぎる心根を持った主人公へ の感情移入がしやすいこともあって、引き込まれる。
 天才プログラマー能力を魔法術式の改良に役立てる、ロボット操縦者になるための努力は全く苦にならない、この辺も「そうだろうなあ」と理解が容易。
『幼女戦記』主人公が、同じく現世の知識・能力を元に優れた戦闘技量を発揮し出世しつつも、断固とした性格付け過ぎてキャラと視聴者の融合が難しく、「スゲー」と眺めるに留まったのと逆。
 恋愛方向へは無頓着らしく、双子妹から寄せられる好意を「友情」止まりで受け、その異母姉である美少女にも好かれようとするどころか双子のためなら「害することも辞さない」意思表明をする徹底ぶり。
ハーレムは構築されない?……いや、本人にその気は無くとも回りから寄ってくるのがライトノベルパターンか。
 ロボオタ野郎にとっての願望充足系アニメ。
楽しみに見続けたい。


『活撃 刀剣乱舞』01.「出陣」

 原作ゲーム未プレイ。
 以前のアニメシリーズも一話程度しか見ておらず、刀剣を男性キャラクター化した、要するに『艦隊これくしょん』のバリエーションでしょ?……ということぐらいの知識。
 キレイ所の男子がキャッキャウフフする内容なら視聴対象外かなあ、などと思いながら見たけど、CG含む画面作りに手が掛かっており、アクションに迫力を持たせた、偏見無く見られる第一話。
 多数いるはずの刀剣男子達を、二人に絞って導入としたのも、鑑賞を楽にした要因。
ファンとしては「私がヒイキする○○君を早く出せ!」的な不満はあろうが。
 このまま、男性視聴者も楽しめる内容で進めるなら、見続けられそう。

2017年07月03日 月曜日
『Fate/Apocrypha』01.「外典:聖杯大戦」

 「『Fate/stay night』のスピンアウト小説」が原作なのか、未読。
 「Fate」はアニメ版だけでも数作あり、最後まで見たものもあるがほとんど途中脱落していて、シリーズ全体への理解は薄め。
 基本設定紹介に終わった第一話目。
集中して見た、とは言い難い視聴態度なこともあり、しっかり把握できたかは疑問。
聖杯戦争……チームによる大戦が行われることになったので、またサーヴァントが呼び出された、ということだけ分かっていればいいのかな。
 力の入った冒頭アクションを始め、頑張っている作画。
 見続けていけば、七対七の人間達、サーヴァント勢に魅力が出てくるのだろう。
 しかし、うーん、「Fate」は原典だけで満足している、という部分も。


『ひなろじ〜from Luck & Logic〜』01.「かわいいヒナには旅をさせろ」

 去年放送された『ラクエンロジック』と世界観を同じくするアニメ……なのだろう。
前作を数話で脱落してしまったため、確かなことは分からず。
 美少女のみで構成される学園設定、コミカルさが基調の内容は、気楽に見られて良い。
 しかし、一話の限りではパターン通りに思えてしまうキャラクター布陣、その上に乗せて「もう大体分かるでしょ?」とばかり引っかかり無く流れていくストーリーには、余り感心せず。
 悪くないけど、それだけで引きつけるには物足りない作画。
 ちょっと弱いかなあ。

2017年07月02日 日曜日
『賭ケグルイ』01.「蛇喰夢子という女」

 原作漫画未読。
 賭け事が公に認められている?世界の、学園を舞台にした作品。
麻雀に限らない『咲-Saki-』、いや、限定ジャンケンはそのまま『カイジ』か。
 勝負で、50万円、100万円はすんなり受け入れたのに、一千万となると途端に激しく動揺する女生徒が不思議。
千円二千円、一万円ぐらいから一気に上昇し……というレートの上がり方ならまだしも。
 ギャンブルの決着、元々100%確実な(カード作成の生徒全員を押さえた)勝負ではなく、しかもイカサマを見破られている訳で、もうちょっと警戒して然るべきじゃないかなあ女生徒。
 一千万程度の負けは大した問題じゃないのかも知れないが、ひどく薄い勝算に賭ける蛇喰も、どうだろう。
そのドキドキが楽しいらしいので仕方ないか……

 しかし、このアニメの見所は、渾身の作画で描き出す「顔芸」。
変な顔して笑わせようとするのはヒキョー、その一点突破で来ている感じ。
 憎々しい女生徒を打ち負かす蛇喰にはカタルシスがあり、勝負のスリルも上手く演出できている。
 当分、視聴継続。


 感想を書いた春期アニメが放送を終え、夏期シリーズが開幕するまで更新無しという、酷いテイタラクですみません。
 何をしていたかというと仕事していたのですが、単に手が遅いだけでさしたる量働いている訳でもなく…トホホホ。
 まあ、ぼちぼち行きます。


『<ハオライナーズ>縁結びの妖狐ちゃん』01.「妖狐スース」

 「ハオライナーズ」作品のダメな所が爽やかなほど全部出たアニメ。
 ダラダラした興味を持たせないナレーションから始め、突然、大金持ちなのだろう男を振っているケモノ耳の女、それを隠れて見ていたケモノ少女は政略結婚 を強制されて逃げ出し、その結婚相手となる男は弁当売りの女を口説いていたかと思えば売り物弁当バカ食い、急に鼻血を流しながら男性品評イベントに出場し た男の自己紹介が終わらないうちに「一気同盟」が乱入し司会者が設定説明ゼリフを……
もうこの辺でお腹一杯になり、視聴停止。
 「インパクトのある導入・展開」「初登場すぐにキャラの基本性格付けや行動動機を見せる」という、本来は褒められるべき構成なんだけど、とにかく視聴者を置いてきぼりに自己満足で突っ走る内容。
 チョイチョイ入るギャグのセンスが古すぎ…「ハオライナーズ」風味だなあ。

 日本でも、OVA黎明期なんかこのぐらいの作品は量産されていたんだけど、現在でこのレベルじゃキツい。
 作画は悪くないものの、それだけで見続けられる程ではなく。

2017年04月24日 月曜日
『アトム ザ・ビギニング』02.「ベヴストザイン」

 この作品の設定年代は、どのぐらいなんだろうか?
エアカーがチューブの中を走ってたり、太陽系内の開発が進んでいたりはしない…みたいだから、ロボット技術だけが突出して進化した、現代と余り変わらない世界なのかな。
「大災害」が発生したようだから、そこでの危険な復旧作業のため、失っても惜しくないロボットの投入が求められている、ということなら納得、しかし『パトレイバー』っぽい。
 お茶の水妹が守衛の目を盗んで侵入するシーン、ちょっと長くて飽きる。
顔パスで入ったって問題ないし、いっそ全部カットして良い。
時間掛けて描いてしまったため、「こんな警備じゃ意味がない(大学のゲートなんてこの程度と言えばそうだけど)」「監視カメラとかないの?」という疑問が。

 妹が、怪ロボットによるA106への襲撃(自分もターゲットに)を、携帯電話ででも兄にすぐ知らせないのは何故?
警察へ通報、でも良いけど。
無断侵入を咎められる、といっても命に代えられず、ここはまあ動転していたからとしても、落ち着いて後、兄と対面してさえ事件を話さない。
ストーリーの都合を感じてしまって、うーん。
 A106には、移動や異常行動を天馬らに知らせる機能は付いてないんだろうか?
前回、勝手に動いたのに?もしかして誰かに危害を加えるかも知れないのに?(今回の襲撃者が人間だったら、止めるためケガをさせていた可能性も)
 襲撃ロボットから妨害電波が出て通信が不可能になる、ロボット自体は妨害範囲外を飛ぶドローンから電波以外の方法で指令を受けている、とすれば、妹の無連絡に説明が付き、A106が完全自律行動している証明にもなりそうな。

 今回、切り詰めれば半分ぐらいの時間で十分終わる内容。
A106を連れず、理想論を語るだけで会合を乗り切ろうとする天馬らの不思議とか、必要な描写が足りていないと思われる反面、要らないシーンは多々。
 全体の「昭和(手塚アニメの多く)っぽい緩さ」に、懐かしさを感じさせるのが狙い?

2017年04月21日 金曜日
『Re:CREATORS』02.「ダイナマイトとクールガイ」

 『ブラック・ラグーン』の広江礼威が原作…だけど、漫画作品がある訳じゃないのかな?
作者により作られた原案・原作があり、加瀬大輝による漫画と、アニメが同時期にスタートした、のだろう。
 内容は、フィクション界で超絶能力を持つキャラクター達が現実に出現してバトルを繰り広げる、逆『ドリフターズ』…『Fate/stay night』?
いや、作品タイトル・世界観を越えて集合する様子は『スーパーロボット大戦』みたい。
 キャラが、必ずしも主人公でなく自称ラスボスらしい者も居るのが不思議。
『ドリフターズ』でも、転生させられるのが必ずしも歴史上の有名人ばかりではないから、良いのか。

 創作されたキャラクターが「創造主の元に」現れる、ということであれば理解しやすいけど、主人公は作者ではなく(絵を描いていたようだから何か・誰かを生み出してはいる?)、法則性がまだ不明。
セレジア、自分の創造主を余り良く思っておらず、可笑しい。
「この宇宙」を作り上げた涼宮ハルヒも、そんな立派な存在じゃないどころか困った少女で、「神」ってそんなものかも知れないなあ。 
 主人公は、出現したキャラの多くを知っている様子で、彼がこの現象の原因だと考えると色々符合。

 魔法少女の『プリキュア』ぐらいな優しい考えに対し、世界観ごと否定するようなお説教する悪意に笑ってしまう。
理想論的思想も間違ってないと思うが、周辺の破壊、流血、もしかして無関係な市民の死まで起こしては、自我を崩壊させかねないな。
『プリキュア』世界が、『まどか☆マギカ』へと変貌。
 しかし『ブラック・ラグーン』バラライカでも出現させれば、セレジアのシビアな考え方でさえ鼻で笑うかと。
 気合いの入った作画、街中バトルの迫力は凄い。
 どういう展開になっていくのか、楽しみに視聴継続。

2017年04月19日 水曜日
『アトム ザ・ビギニング』01.「鉄腕起動」

 原作漫画は、確か公式サイトで一話目を公開していた時、読んだ覚え。
作者さん、ああ、『RIDEBACK』の方なのか、あれはロボットというかパワードスーツっぽかったけれど面白かったな。
 コンセプトワークスにゆうきまさみ、監修には手塚眞、総監督・本広克行、監督・佐藤竜雄というなかなかに豪華な布陣で、天馬・お茶の水両博士の若かりし頃を描く。
『マジンガーZ』で若い兜十蔵とドクター・ヘルの友情や裏切りを描いたり、『サイボーグ009』ギルモア博士によるサイボーグ開発の夢と絶望を語る、ようなものか。
『銀河鉄道999』で鉄郎と出会う前のメーテル……は、アニメでやってたな。

 ロボット技術自体は相当に進化しているが、命令に従うのみでなく自ら判断して行動するほどの能力はまだ持ち得ていない(必要と思われていない)時代、だろうか。
 A106が的確な危機認識とスーパーアクションを見せたことについて、主人公二人は喜んでいたけど、もっと驚いたり慌てたりして良いような。
無事、研究室に帰ったのかどうかも確認してない訳で。
そういった技術的情報と、周囲のリアクションは、次回以降?
 男二人が、仲良しを通り越してベタベタした関係に見えてしまうのは、自分の心が汚れているからだろう。
 取りあえず、三話ぐらい見ての判断で。


『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』01.「事件発生!ゴーレスキュー !!」

 トミカのハイパーシリーズを題材とするアニメ。
知人宅の男の子がトミカ(架空車でなく実車)を大好きで、マクドのハッピーセットにオマケで付く時には、マクドハンバーガーその物はそんなに食べたい訳じゃないけど2セットほど買い込み、限定のミニカーをお土産に渡すと大層喜んでくれる。
 アニメ。
 勇者警察っぽい内容かと思ったが、犯罪者に乗っ取られた人型重機を取り押さえる様子は『パトレイバー』、後半の事故対応だと『サンダーバード』…巨大メカ版『特警ウインスペクター』等レスキューポリス風。
いや、Wikipediaで見ると、以前に『トミカヒーロー レスキューフォース』という実写作品があるようだから、こちらの系列?

 最初の事件、犯罪者が操縦席から落ちそうになってドタバタしている間に確保していれば、無駄な被害を出さずに済んだような。
始末書モノの不手際、せめて苦情・注意など受けそうなところを、感謝すらされて終わってしまう「子供向け」リアリティー。
対象としているのは子供の視聴者だろうし、ロボットに乗り込む主人公もまた少年、だからそれで良いのか。
 キャラ作画、メカの3DCGなど、まずまず上質な出来。
 知人の息子さんは喜んで見てるだろうか……ジジイが一人で鑑賞するような番組じゃないと思え、ここまでに。

2017年04月18日 火曜日
『ひなこのーと』02.「ここからはじまる」

 原作四コマ未読。
 キャラの一人・くいなが『らきすた』こなたと非常に良く似ており、しかもOPEDに踊りが入ることもあって、懐かしい気分。
 内容は、設定色々詰め込み過ぎな気が。
女の子達が同居する下宿荘、そこは古本屋を営んでおり、奥には喫茶店、大家は演劇少女。
本屋バイトの子はページをむしって食べ、喫茶店の子はメイド服着用年上チビなしっかり者、田舎から出てきたヒロインは人が苦手で話しかけられるとカカシになってしまう。
 しかし、これらをゴチャゴチャさせず、コミカルに描ききってしまう語り口は大したモノで。

 作画レベルが高く、登場する女の子達は、リアクションの崩し顔も含め、とにかく可愛い。
 対人関係を苦手とするひな子が、演劇を通し、次第に他者と上手く繋がりを持てるようになっていく過程を描く物語……なんだろうけど、実際は細かいこと言わず可愛さを楽しむ癒やし系アニメ。
 ぼーーっと見続けたい。


『エロマンガ先生』02.「リア充委員長と不敵な妖精」

 はい。
はい、何ですか?という感じのタイトル。
 原作ライトノベル未読。
表紙絵ぐらいは知っていて、どういう内容なのか妄想したりしてた……男性経験ゼロというか恋愛すらしたことがないのに、絵の上手さでエロ漫画家としてデ ビュー・大ヒットしてしまった美少女の作家が、毎回、編集者から要請される未知のエロジャンル(足フェチ・寝取られ等)について、悪戦苦闘しつつ勉強した り勘違いしたまま描いたりするドタバタコメディーかと。
 実際は、うーん『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のバリエーションみたい。
作者・イラストが両作同じなのね、そりゃあ似る訳だ。

 血の繋がらない引きこもり妹は、兄作のライトノベルに美麗…ちょっとエッチな挿絵を付ける人気イラストレーターだった。
 義妹はもちろん美少女であり、引きこもっている原因も解決が困難なモノではなさそう、ハッキリと「お義兄ちゃん大好き」だし。
 まだ学生時代から二人とも結構な売れっ子っぽく、これで家に生活費とか入れてくれたら助かりそうだなあ、とか、ダメ親妄想。
 「エロマンガ」という言葉から期待・危惧したような要素は薄く、『俺の妹が…』より健全なぐらい。
 妹を社会復帰させようという気持ちが足りなすぎる兄、といった問題はあるけれど、余り現実的に捉えず「引きこもりエルフ少女」「外界との接触を拒む侵略美少女宇宙人」といったファンタジー設定だと思えば良いのかな。
 作画は可愛らしく、何となく最後まで見続けられそう。

2017年04月17日 月曜日
『sin 七つの大罪』01.「傲慢たる堕天使」

 疑いもなく、漫画をアニメ化した『七つの大罪』が、放送局を移し、タイトルを少し変えた新シーズンだと信じて見た。
全く世界観の違う物語やキャラクター絵やエロ中心の作りにすぐ違和感、Wikipediaで見ると、『クイーンズブレイド』等と同じくホビージャパンによる無関係なメディアミックス作品なのね。
 漫画『七つ…』の読み切り掲載が2011年、こちらも同年ウェブサイトが開設されたそうなので、どちらがどちらの影響ということもなく同時発生的か。
 まあ「七つの大罪」自体はキリスト教的に昔からある言葉・概念だし、パクったとかそういう話じゃないな。

 内容。
 上記したように、美麗な作画を最大限活かし、全女性キャラがほぼ裸でエロいポーズを取るアニメ。
 ストーリーはまあ、あって無いような。
堕天したルシファーが女子高生と出会い、から始まるのは良いけど、視点が女子高生方向にもチョイと流れていてまとまりに欠ける。
教会で二人が出会い、ルシファーは地獄へ?堕ちて大罪との戦いに敗れ、また教会で二人が出会う、何だかもたつきを感じてしまう構成。
 「画面を見ず、音だけ聞いてストーリーを理解する」視聴態度では価値の薄い、観賞用作品。


『100%パスカル先生&プリプリちぃちゃん!!』01.「その名もパスカル先生」「プリプリ!ちいちゃんがやってきたでち!」

 長いタイトルだなあと思ったけど、30分二本立てでそれぞれ別の漫画をアニメ化する枠。
 前半、変なキャラクターのトンデモ行動に、周囲がコケたり突っ込んだりする、古式ゆかしいギャグアニメ。
ヒネくれたりオタク向けな笑いは一切なく、正当派小学校低学年向け。
 「前の先生はYouTuberになったので学校をやめました」というセリフだけ、ちょっと笑った。
 後半アニメは、低学年女児向けの上、古いタイプの作品であり、さすがにキツくて途中までで脱落。
 視聴対象外。

2017年04月16日 日曜日
『ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝』01.「剣姫と妖精」

 似たようなタイトルだけど既知の作品とは無関係なシリーズが始まっている今期、もしかしたら……と疑ってしまったが、関連作品。
しかし、ただでさえ長めのタイトルが更に長くなった。
 アイズ・ヴァレンシュタインも彼女が居るパーティーも出てくるので、何が「外伝」なのかしばらく分からず。
ベル側ではなく、彼女と仲間達を、戦闘に不慣れな魔導師・レフィーヤの視点を通して描くシリーズ、なんだろう。
 本伝では、アイズはともかくそのパーティーメンバーについて「脇役キャラ」ぐらいの認識で留まり、記憶に薄いけれど、こうして見ればしっかり作られた、魅力あるキャラクター達だと分かる。

 危機また危機のクライマックス、緊張感あるアクションの上手さ、前期から崩れない作画、文句のない第一話。
 ラストでベルとの出会いを描いたことから、今回は本編のエピソード・ゼロに当たるストーリーなのか。
 ヘスティアが好きだったので、こちらにもチョイチョイ出てくると嬉しいなあ。
 視聴継続。


『スナックワールド』01.「オレならできる!メドゥーサ討伐」

 レベルファイブによるメディアミックス作品。
 全編、アニメ調処理をしていない3DCG。
テレビシリーズとしては、相当に高いレベルのCGじゃなかろうか。
ちょっと前なら劇場アニメのクオリティ……『ヒックとドラゴン』テレビ版にも匹敵するぐらい。
 内容としては、良くも悪くも「レベルファイブの子供向けアニメ第一話」としか言い様がない。
設定を自然に馴染ませたり、起こる大きなイベントについて期待感を煽りつつ主人公らのリアクションで見せるのが、あんまり上手くない。
『妖怪ウォッチ』を初めて見た時も、同じように感じたな。

 陽気なモンスター相手に仲良くはしゃぐ主人公、しかし彼は自分の要求が通らないと知るや、剣で何度も切りつけ、楽しげにモンスターを殺す(死後痙攣する様子が妙に生々しい)。
ギャグなんだろうけど、ちょっと引いてしまう。
殺したモンスターはカード化して自由に使えるようになる、妖怪メダルみたいな設定がゲームにあるのだろう、それをそのまま画面化したものだけど、見せ方が悪趣味。
 視聴対象の子供たちは残酷な笑いが好きだったりするから、いいのかな。
 強敵・メドゥーサの元にすぐ辿り着き、スマホの検索で見つけた方法を用いてすぐ退治。
旧来のRPGでは、貴重な情報は老賢者なんかから苦労して聞き出すものだけど、そんなかったるいコトしてられない!ネットの集合知に頼る、実に今風(ウィスパーも妖怪知識をそんな感じで得てるし)。
 展開が早いのは結構、しかし一つ一つのイベントが軽くアッサリしており、見終わって印象に残らない。
 ジバニャンやコマさんのような、強烈に可愛らしく魅力的なキャラクターが居ない(まだ出てこない)のは残念。
 純粋子供向け作品、視聴対象外。


『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』01.「太陽の傾いたこの世界で」

 原作ライトノベル未読、実にラノベらしいタイトル。
 絶望的なアバンのシーン、余りにも第一話本編と繋がりがなさ過ぎて、見返すまで忘れてしまってた。
最後の「526年前」と関係するのか。
そこで、まるっきり若い姿なのに主人公が?「お父さん」と呼ばれているのも、よく分からない。
 獣人が居たりトロールが多く居て、毛皮を持たない人間族は珍しい世界なのかな。
 疑問には次回以降、答えてくれるんだろうけど、それで興味を持たせるより説明不足を感じさせて終わってしまったような。

 ヒロインも小娘達も食人井上喜久子も可愛く描けている。
一話目では、彼女たちと主人公の関係のみに焦点を絞った方が良くなかったろうか。
……それはそれで、「美少女だらけの寮に管理人として赴任してきた主人公」的なよくある話に思われる恐れも?
 小娘達が兵器、という次回への引きが気になるので、しばらく見てみよう。

2017年04月15日 土曜日
『Room Mate(ルームメイト)』01.「ルームメイトは歓迎する」

 前期、これと同じような感じのアニメがあったなーと思えば『One Room』。
主人公の性別を入れ替えたのみ、一人称視点で異性とのドキドキを見せる内容は変わらず、本当によく似ている……同じ制作会社・スタッフによる企画バリエーションでした。
 無愛想ながら実は優しい男子、半裸で寮内を歩き回る男子など、これで男女が入れ替わってればよく見慣れたアニメ。
露出狂かと思ってしまう裸うろつき男子など男性視聴者からすると実に鬱陶しいが、美少女キャラが同じことをしていたら、文句を言わないどころが目の保養などと喜んでしまうだろう、まあ勝手なもので。
 5分アニメだし、面白いとかつまらないと語る対象ではなく、綺麗なキャラクターを眺めて楽しむための作品。
 視聴対象外。


『喧嘩番長 乙女-Girl Beats Boys-』01.「一撃一会」

 原作ゲーム未プレイ。
 10分アニメ。
 荒れた学生の集まる学園を舞台に展開される少年漫画風バトル物……かと思えば、美少年同士の関係を描く女性向けアニメ?ところが可愛らしい主人公は男装した少女、ということで、なかなか先を読み辛い第一話。
 男性に見せかけていること以外ヒロインは普通の少女、持ち前の明るさと優しさで野郎共の心を癒やし掴んで恋に発展させていく、のではなく、ドツキ合いに異常なほど強い。
 10分という時間が丁度良くて、「えっ、えっ、それでどうなるの?」と思わせてもう終わってしまった。
アクションアドベンチャーだという原作ゲーム、男装設定も原作にあるようなので、その通り作っただけ?
 余り動かないけれどキャラ作画は美しく、しばらく見続けてみようかな。


『覆面系ノイズ』01.「ぼくたちは、ほんとのこころを、かくしてる」

 原作漫画未読。
 バンドと絡め、ヒロインが幼馴染みの少年達と再開する話。
それだけだと思うんだけど、分かり辛いというか面倒な回り道をしているような……いや、物語る上での工夫。
 キャラクターに唐突な行動が多く、電波っぽく見えてしまうのは、狙いか。
 肝心の歌披露シーン、ストーリー上での位置・演出・歌声共に、個人的には引きつけられる部分が弱い。
シャウト系の歌唱を苦手としているからかな。
 回が進み、感情移入が深まってくれば面白くなるのだろう、もうちょっと様子見。


『ゼロから始める魔法の書』01.「魔女と獣堕ち」

 原作ライトノベル未読。
 前知識ゼロでタイトルを見て、疑うこともなく『Re:ゼロから始める異世界生活』のスピンオフか何かだと。
関係ないのね、作者から違うし。
この作品は「ゼロという魔女により記された魔法書を巡る物語」で、『Re:ゼロ』は「主人公が死亡する度、セーブポイント(イベント進行度ゼロ時点)に戻され、やり直させられる設定」を表しており、込められた意味が全然違った。

 獣の頭を持つ巨躯の戦士から、『グイン・サーガ』を連想。
世慣れたところを持ちつつ少年っぽくもあるが、年齢はいくつぐらいなんだろ。
 少女のようでありながらやはり年齢不詳なゼロと、なかなか良いコンビ。
 二人のキャラクターをしっかり見せようとする第一話。
物語への強い興味喚起は次回以降かな。
 ぼちぼち見続けたい。

2017年04月14日 金曜日
『ID-0』01.「魂魄遷移」

 アニメオリジナル企画。
サンジゲンによる3DCG作品。
 『無限のリヴァイアス』『プラネテス』の谷口 悟朗監督なので、宇宙ジャンルは慣れたものか。
 ちょっとハードSFっぽい冒頭から、どんな物語になるのかと思ったが、変化球巨大ロボット物…?
ロボットは作業用重機としてのみ使われるのだろうという予想が、謎のグループによるスーパーロボット的大活躍で一気に覆されるところ、楽しい。
 意識の移設によるロボット稼働は、『アバター』のイメージ、いや『逆転イッパツマン』かも。
女の子っぽい動作をする巨大ロボだと、ちょい懐かしい『Z.O.E Dolores, i』を思い出したり。

 我が身が危険となると、アッサリ(喜んで?)ヒロインを見捨てる非情な教授、凄い。
宇宙海賊…みたいなイメージだけど実は企業体のヒロイン救助グループ、「利害関係」が思考の最初に来ており、単なるお人好し集団ではないのが巧い。
 ずーっとロボット姿のまま生活する、なかなか例が無い上に3DCGと親和性の高いアニメにする手もあったかな、既に戻ってしまったが。
 どういう物語になっていくのか、興味深く見続けたい。

2017年04月13日 木曜日
『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』01.「Red Dragon」

 原作ソーシャルゲーム未プレイ。
 二年半ぐらいの期間を経て、始まった第二期。
主人公?が女の子になっているし、同様な世界観を持ちながらも全く別の話かと……普通に続編なのね。
 とにかく作画レベルの高さが印象的だった前作。
あのまま維持できるのかなあ、と不安だったけど、問題なくキープ。
 新ヒロイン・ニーナの個性を印象づけ、アクションで引きつけるしっかりした作り方は、プロの仕事としか言い様がない。
 これから、お馴染みのキャラクター達が更に登場してくるんだろう。
それと、とにかく美麗な作画を楽しみに、視聴継続。

2017年04月10日 月曜日
『正解するカド』01.「ヤハクィザシュニナ」

 アニメオリジナル企画。
 セル調にした3DCGアニメーション。
制作は東映…珍しいなあ、『プリキュア』エンディングとか映画短編として、そういう技術を磨いていたが。
クオリティーは高く、『けものフレンズ』がこのレベルで作られていればどうなっていたか、などと思ってみたり
 スーツ姿のイケメンお兄さん二人が登場、それだけで「女性向け美青年アニメか?」と身構えてしまう、この偏見。
 実際は、巨大なキューブに旅客機が飲み込まれてしまったことから始まる、硬派なパニックSF物。
政府の妥当な対応ぶり、「マッド」を感じさせる女性科学者、キューブへの段階を追ったアプローチなど、映画っぽく、しっかり作られていて楽しい。
『首都消失』かな。

 キューブが上空から旅客機に迫るシーン、映画でもなかなか感じられないドキドキがあって、大変結構。
戦車砲での攻撃にも、高揚感が上手く演出できている。
 キューブ底面に旅客機は飲み込まれた訳で、ここだけが別の材質で構成されていると仮定し、穴を掘って下から探ってみるって手もあったろうか。
動物・生物単体による透過を試みるとか。
 正体不明の存在を巡って試行錯誤する人間達、が凄く面白かったため、ファーストコンタクト?へともう移行してしまうのが残念。
 といってもまだまだ先は読めず、次回が待ち遠しい。
 文句なく視聴継続。

2017年04月09日 日曜日
『ツインエンジェルBREAK』01.「十五歳の船出」

 パチスロを元にするアニメ。
 前作テレビアニメ『快盗天使ツインエンジェル』から6年ぶりの新作…らしい、もう全然覚えてないなあ。
今作ヒロインが昔、目撃した謎のスーパーガールたちは、こちらから来ているのか。
 転校してきたヒロインが、変身能力を得てワルモノと戦い、相棒となる無表情少女と共に勝利するまで、問題なくしっかり作られた第一話。
前の友達との別れ、気の良い新クラスメート(金髪な男の娘、ヒツジ少女など個性強い)との出会い、無愛想なようでそうでもなくデカい弁当バカバカ食べるすみれの可笑しさ可愛らしさなど、細かいところに独自性が出ている。

 敵幹部?が倒されたことについて、敵本部で「カレが我ら四天王の中で最強だったのに!」と嘆かれているのに笑った。
普通、「ヤツは我々四天王の中で最弱」として、これから強さを増していく敵との戦いに期待感を煽る物では……っていうパターンをひっくり返すギャグなんだけど。
 作画は良好でヒロインらが可愛く描けている。
 コメディー調の少女バトル物として、見続けて損の無さそうな出来。


『兄に付ける薬はない!』01.「私的兄」

 中国のWeb漫画が原作らしい、当然のように未読。
 監督・脚本がラレコだっていうのが凄いなあ、『やわらか戦車』『くわがたツマミ』の、いや『ガッ活!』『英国一家、日本を食べる』を代表作に揚げるべきか。
 内容は、5分アニメだし、ストーリーらしき物はなくシチュエーションでのギャグを楽しむ物。
 第一話は「普通」な出来で、爆笑や面白くなりそうな強い予感があった訳じゃないけれど、監督の手腕に期待して、もうちょっと視聴継続。


『恋愛暴君』01.「私も参戦します × ほぁー!!禁断の愛ですか!!」

 原作Webコミック未読。
 基本『DEATH NOTE』のパロディーで、死神少女(じゃないが)の無責任さはまずまず、という所だけど、現実と常識を体現すると思われた巨乳美少女ヒロイン・茜が、ヤンデレというかすぐ主人公やその浮気対象を殺してしまう「殺人鬼」である所が新しく、可笑しい。
こういうの、殺意を抱いても実行にまでは移せない、というのがパターン・物語の限界。
しかし、ノートの力によりレギュラーキャラを不死に設定したことで、限界突破の「殺す」状態まで描けてしまう、これはアイディアだなあ。
 茜を異常愛する妹も強烈なキャラ、でもヒロインには喰われてしまいがち。
 彼女の面白さに引きずられ、しばらく見続けようかな。


『クロックワーク・プラネット』01.「運命の歯車」

 原作ライトノベル未読。
 冒頭、よく分からない世界設定を語り、突然のバトルで視聴者の興味を引きつけよう、という狙いは分かるんだけど、何しろ作画が冴えないため、ツカミとしては中途半端。
 本編でも、第一話からこれでは……と先行きを不安にさせる作画が散見。
XEBEC、本気で作ればこんなレベルじゃないはずなのに。

 歯車に偏愛を抱く主人公、タイミング良くたまたま降ってくる歯車少女という辺り、電波を狙っているのか単に構成が雑なのか。
 自分を蘇らせてくれ、しかも機械相手とは思えない対応を示す主人公に、下等な人間以上の価値を見いだし、自らのマスターと認める歯車ヒロイン・リューズ。
パターンとはいえ、ここいらは気持ち良く見られる。
マスターに絶対服従、だけでなく、毒舌でチクチク刺してくるリューズが可笑しい。
 世界観にも敵の存在にもさして興味を引かれず、もう彼女のキャラクターで一点突破を計るしかないだろう。

2017年04月08日 土曜日
『月がきれい』01.「春と修羅」

 アニメオリジナル企画。
タイトルだけでは内容予測が難しく、本編を見ても定かなテーマはまだ現れてこない。
今回、徹底して描かれた通り、大事件があっては飛ばされてしまうような日常の細やかな出来事・心の機微を丁寧に見せていく作品なのか。
 「親に連れられてのファミレス食事でクラスメートと顔を合わせてしまい、恥ずかしがる」なんて感覚、すっかり忘れていた……そういえばそんなだったなあ。
別段、恥じるべき酷い家族ではなく、堂々としていれば良いようなものなのに、何だろうなあ「まだ親なんかと出歩いてるんだプププ」と笑われたらどうしようと自意識過剰に思ったものか。

 劇中ではスマホアプリのLINEに、やたら言及される。
LINEをスポンサーに付けても良いぐらい、だけど、特に素晴らしい扱いをしている訳でなく、主人公達の年代に最も普及した・特別な説明なしに劇中で使えるアプリだから設定しただけなんだろう。
まあ、実際便利だし(最近使い始めた)。
 主人公らの様子から、恋愛関係が進んでもそれを公言するなどなかなか難しそう。
学校内ではあくまで一クラスメートとして振る舞う、「夏祭りに二人で出かける」なんて目撃される危険度が高すぎて無理、キスとかその先にシリーズ中で辿り着くのは……夢のまた夢じゃなかろうか。
いや、田舎町の学生は、出かけるような場所がなく、自宅だと親の目がウルサイため、ラブホテルをデート場所に選び、意図せず?関係が進んでしまうって昔聞いた!聞いただけ!「赤い服を着た女は男を誘ってるから、すぐやれる」みたいな童貞妄想情報かも知れない(笑)。

 地味〜ながら丁寧な演出と作画。
 岸 誠二監督がこういう作品を手がけるのは珍しいような。
意外と『AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜』に近い手触りも。
 面白い、というか、良いアニメだったと感じられるシリーズになれば良いなあ。


『武装少女マキャヴェリズム』01.「素晴らしき刃「鬼瓦輪」」

 原作漫画未読。
 学校内で真剣の所持を許される武装女子の設定とかムチャクチャとしか言い様がないけれど、勢いがあって「そんなアホな〜」ぐらいに見せられてしまった。
思えば『WORKING!!』八千代なんか、ファミレス務めで帯刀してるし。
 抑圧的で歪んだ学園に、その空気をブチ壊す転校生がやってくる、懐かしいパターンの物語。
まっとうに主人公の秘めた力を垣間見せたり、対立関係にある女子と「キス」を通した関係を築く(憎悪を向けられる)など、トラディショナル。

 作画が良く、バトルシーンに迫力と説得力を持たせられていて、見応えアリ。
 剣術や格闘技が、何となく流さず理屈から描かれているようなのはコダワリ。
 恐ろしくも可愛らしい武装女子達が魅力的。
マツコデラックス男子は時流に乗せすぎて余計かな……と思わないでもないが、大きなマイナスポイントとはなり得ない。
 盛り上がってくれることを期待して、視聴継続。


『サクラクエスト』01.「魔の山へ」

 アニメオリジナル企画。
今期サクラ枠?二本目。
 タイトルや冒頭の王宮シーンからは、サクラという少女が異世界転生してドタバタしつつ魔王と戦いそうなイメージを受けてしまったけれど、意外なぐらい地に足の着いたお話。
「本作は『花咲くいろは』『SHIROBAKO』に続く、「お仕事シリーズ第3弾」である(Wikipedia)」だそうで、なるほど。

 ファンタジーのような不思議な記憶を持つヒロインは、就職活動にことごとく失敗しており(その現実離れした記憶も原因の一端か)、登録したことすら忘れかけていた芸能事務所からの電話でお仕事のため田舎町へと出かけることになる。
 人違いのドタバタ、シャッター商店街や勢いで作ったものの不良債権と化した観光施設のリアルさ、手際よく描かれるキャラクター達、逃げ出そうとするヒロインの気持ちから実に巧く物語をまとめる記憶の真相まで、良く出来た第一話。
 お仕事期間が一年間、ってのはなかなか常識外れ。
ヒロインが選ばれたのは人違いだったけれど、芸能事務所として「超長期間、派遣しても惜しくない人材(売れっ子にやらせるのは不可能な仕事)」ということでもあったろうか。
 これから町おこし的なイベントもやるのだろうし、歌うなら『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』の流れ?
 町を襲う過疎化の波という怪物に対し、ヒロインは伝説の剣を引き抜いて、パーティーの仲間を増やしつつ戦いを挑んでいくのかな。
 これは、先が楽しみ。


『サクラダリセット』01.「MEMORY in CHILDREN 1/3」

 原作ライトノベル未読。
 特異な能力を持つ人間が多く存在する街、完全記憶能力を持つ主人公と、時間を三日間巻き戻すことが出来る少女……こう書くと別段難しくないし珍しい内容でもない、バトルに移行するなら『僕のヒーローアカデミア』にも似た設定だし。
しかし、具体的に能力を見せるより、淡々と延々と会話してセリフ頼りで紹介を済ませようとしており、分かり辛いというか、無用に入り込み辛い第一話になっている。

 主人公らが皆、非常に冷静であり感情薄く、語られる能力説明に疑問を挟むなどしないため、話は流れていくけれど、視聴者の理解や納得が深まらない。
「ついていけない」「面白味が薄い」と思う視聴者を生み出しても仕方ない構成。
 ライトノベルのテンプレートに乗せるなら、転校してきた主人公がアクシデントでヒロインの着替えを見てしまった瞬間、三日前に飛ばされ、再度迎える事件 当日は覗き行為を回避しヒロインに事情を説明するが、見られた記憶を持たない彼女から「のぞき魔、絶対許さない!」と忌み嫌われ、しかし誰かの危機を救う ためやむなく協力し合う……という感じ?知能レベルが一気に下がるストーリー。
 幼女の存在に関わる、能力絡みなのだろう謎など、次回へ強く引く要素はありつつ、しかしまたこれを長い説明ゼリフで解決していくんだろうな、と思うと、視聴意欲は弱め。

2017年04月07日 金曜日
『王室教師ハイネ』01.「王室教師、来る」

 原作漫画未読…『Gファンタジー』連載なのか、なるほど。
 ファンタジー教師物、今期二本目。
 美少年揃いながら厄介な王子四人を教育すべく雇われた、子供にしか見えないが実は青年教師の物語。
生徒が王女達でないところからも、女性向け作品なのは明か。

 視聴対象でなく一話限りに……と思ったけれど、高慢ツンなようで心に満たされない部分を抱える、というより単純に「おバカさん」な王子達がなかなか楽しく、あくまで冷静な教師との対比は上手いし、崩しキャラで描かれるリアクションも可愛い。
意外と見続けられそうな。
 ラスト、ザッハトルテで懐柔される第四王子だけど、食べたいならいつでも食べられたはず。
自らを律して「食べない」と決めていたはずなのに、教師に出されたって「余計なことするな!」では……まあ、これでも喜んでしまうぐらい子供だった、ということかな。
自分の気持ちを理解し、甘やかしてくれる(頑張ったことにご褒美をくれる)存在を求めていた?


『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』01.「やる気のないロクでなし」

 原作ライトノベル未読。
何となくタイトルに『とある魔術の禁書目録』との共通性を感じてしまい、スピンオフかも、と勘違い。
 内容としては、ライトノベルの鉄壁パターンに則った物。
特異な目的を持つ学園に転入してきた主人公男性は、ヒロインの裸を見たり接触するなどラッキーなシチュエイションを経て彼女の怒りを買い、対決する運びとなる。
主人公は生徒でなく教師の立場、一話ラストでの決闘において主人公が「秘められた能力を解放する」どころか「これから伸びていく可能性を示す」ことすらなくボッコボコにやられる、というのが目新しいだろうか。

 演出・作画など、悪くはないけれど飛び抜けたところもなく、それだけで視聴者を引きつけるには弱い。
 主人公は『電波教師』っぽいのかな、ダメダメなようでいて実は何かに秀でている……という意外性の。
 余裕があれば見る、ぐらいな姿勢。

2017年04月06日 木曜日
『笑ゥせぇるすまんNEW』01.「白昼夢」「ご利用は計画的に」

 ちょっと調べてみて…ああ、そうかそうか、前のアニメは『ギミア・ぶれいく』ってバラエティーのコーナーだっけ。
 喪黒福造は、演じる大平透声の怪しさと迫力が相まって、一度見たら忘れられない強烈なキャラクター。
 あの声ナシで新作かあ…と不安になりつつ、情報を何も仕入れない状態での鑑賞。
新しい声、悪くない、かなり上手くイメージを寄せてきてるけど誰が?ってぐらい、最初は分からなかった、玄田哲章、さすが。
何気なく見ている人なら、声優交代に気がつかないかも知れないレベル。
決めゼリフである「ドーン!」に、元の「嫌な響きがありつつもそれが突き抜けていてダークに爽やかですらある」大平声からすると物足りなさを感じてしまうが、それは贅沢すぎる無い物ねだりだろうな。

 「白昼夢」の美人ホステス、原作から離れ現代アニメ調美人に描かれすぎていて、ちょい違和感。
 ストーリーは、馴染んだ・期待されている『笑ゥせぇるすまん』としか言い様がない。
個人的に、喪黒福造が酷い目に遭わせる(勝手に堕ちてる?)相手は、もっと悪人であったり報いを受けて当然の人間な方が好みなんだけど……『魔太郎がくる!!』『ブラック商会変奇郎』みたいに。
それならそちらを読めば良いだけの話で、『笑ゥ…』は勧善懲悪に「しない」、大人向けのダークな味わいを追求した物なのだろうが。


『FRAME ARMS GIRL(フレームアームズ・ガール)』01.「轟雷/スティレットとバーゼラルド」

 「コトブキヤが発売しているロボットプラモデルのシリーズ(Wikipedia)」を元に、アニメ化したもの、らしい。
 フィギュアサイズで自律行動し、戦闘まで行う美少女型メカ……既視感がある、と思えば『武装神姫』に似ているのか。
 人間主人公が女性であり、フレームアームズ・ガールと擬似的にせよ恋愛関係に入れないのが、今風。
「自由に会話し動き回るフィギュア少女」の存在に、ヒロインがそれほど驚きのリアクションを示さないのも、テクノロジーが進みロボット・AIが一般的になってきている現代ならでは。
 ニッパーのメーカーに拘ってみたり、パーツ装着の手順を細かく説明するなど、原点プラモデルの特異性をネタに活かそうとしているのは、結構。

 ロボ少女らは、その設定からも、3DCG造形で違和感ない。
 作画は良好、CGも含めキャラは皆可愛く、バトルを交えながらも基本ノンビリした日常をふわっと描き出した第一話。
 掴まれた!とは言えない導入部だが、『けものフレンズ』みたいな大化けを見せる(鑑賞眼が確かなら最初から価値を感じ取れた?)作品もあるからなあ……様子見。

2017年04月05日 水曜日
『僧侶と交わる色欲の夜に…』01.「僧侶の前に…俺だって男だよ」

 なんちゅうタイトルやねん!……と思わせて、第一話はホントにこの通りの内容。
 原作はWebコミックなのか、未読。
 5分枠のアニメ、作画はまずまずというレベルだけど、パンツの見せ方やディープキスシーンには結構なコダワリが感じられる。
 「僧侶」というものに対する世間一般的なイメージと、実際の職業とのギャップで面白く見せる内容にも出来ようが、メインテーマは「エロ」なんだろうか。
 Wikipediaで見ると、この地上波版の他、レーティングを上げた(エロ描写の濃度を上げボカシなど取った?)バージョンが二つ存在するのね。
何しろ時間が短いため、描きたいこと・売りたいものの絞り込みは重要。
そういう意味では、しっかり作られている。


『この素晴らしい世界に祝福を!2』最終10話.「この素晴らしい仲間たちに祝福を!」

 『幼女戦記』の神とは全く違い、女神様をパーティーに加えながらもグダグダなギャグと戦いを繰り広げていたこのアニメ、第二期終幕。
いや、存在Xも、エラそうなことを言っていられる場所から下りて人間体となり、ターニャの隊で共に戦い始めたなら、「私は神だぞーもっと崇めないかー!」ばかり言っている割合役立たずの兵士になってしまう可能性が。
 そういえば、この作品の目的って、何だっけ?
一応「魔王軍を倒し世界を平和にする」といった使命を、転生の際に与えられた気がするが、そんなものはとうに(最初から)目指されておらず。
パーティーの美少女達と恋愛関係を進展させる……ことを和真は全然望んでおらず、嫌っている訳ではないにせよ「厄介な家族」ぐらいの認識だろうし。
 取りあえず、金持ちになって危険から離れ、安楽に暮らすこと、かなあ。
全員スペックは高いのだし、力を有効に使えば、それはそんなに難しくないような(そもそもダクネスなど貴族の出)。

 転生勇者ファンタジーのパロディーとして強烈だった第一期に比べると、全体にノンビリ内容だったような気はしつつ、それでも十分すぎるぐらい面白く、笑う回数はより多いぐらいで見られており、定着したキャラクターの強烈さによるものと。
アクアの意図せぬ「攻撃」を受け、毎度存在を危うくさせられるウィズの繰り返しギャグとか、好きだなあ。
 アクシズ教団街での宗教がらみドタバタも、新興宗教のモデルを感じさせつつ軽やかに悪辣にこなしており、笑わされた。
まあ、実際のアクアはとても信仰の対象にならないよね。
 全員の連携が素晴らしいラストバトル、作画の熱さもあり見応え十分。
讃えられて当然なぐらいの奮闘を見せたのに…の結末がまた、安易にRPGのお約束に乗らないこの作品らしい。
 レギュラーにもゲストにも好きなキャラが多く、終わってしまうのは寂しい。
魔王打倒まで(最終的に倒すのかなあ?)続けて欲しいアニメ。


『つぐもも』01.「桜の香り」

 原作漫画未読。
 付喪神…からの、タイトルなのかな。
 形見の帯が美少女付喪神となり、主人公とペアを組んで(主人公は足手まといの「お姫様」?)戦う。
主人公溺愛っぽい姉とか、他の付喪神少女なども押しかけ、ハーレムになる構成なんだろう多分。
 攻撃を受け、ヒョイヒョイと体をかわす桐葉の滑らかな動きが、今回の作画的見所。
いや、パンツ見たりお風呂に入ったりといったお色気シーンこそ売り…なのか、漫画CMのカットなど見ていると。
 こういうパターンの作品として、過不足の無い第一話。
ならではの魅力、という意味で少し弱いが、それはこれから現れてくるんだろう。

2017年04月04日 火曜日
『幼女戦記』最終12話.「勝利の使い方」

 こういうタイプの作品として基本であろう「異世界への転生に戸惑い苦労する主人公」「現代日本の常識から、戦いを忌避してしまい危機に陥る」という所が、ほぼ無い。
放り込まれた戦時下の環境、そこは魔法が存在している異世界で、しかも自分は赤ん坊女児に変えられている……これだけで大混乱しそうなものだけど、「この状況ではどうするのが最も有効な生き方か」模索し決断する冷静さが恐ろしい。
 彼は元、社員にリストラを告げる『マイレージ、マイライフ』ジョージ・クルーニーのような役職に就いていた訳だけど、その職責を果たす原動力は「相手へ の無情さ」だけでなく(そういう冷たさもあったろうが)、「現在の場所で不必要とされたなら、無意味な抵抗はせず、新しい環境で必要とされ最も都合良く生き られるよう、直ちに人生を構築し直すのが有効」という自身の超合理的な考え方からだったのかな。
そんな風に出来る人間は少ない…だから、恨みを買って現実世界から抹消されてしまったのだけれど。
 神…存在Xにより、現実からリストラされた?

 せっかく可愛い?少女に生まれ変わったのだから、金持ちの男でも騙し、家財産など乗っ取って暮らすのが一番楽なような。
「男を相手にする」のは、さすがに抵抗があったのか。
また、戦時下であり、接触も不可能なぐらい身分違いの大財閥に取り入るならともかく、少々の金や地位など敗戦の前には余り意味が無いかも。
 主人公・ターニャ、人を殺すのに全く迷いがなく、恐ろしい。
かといって殺人が大好き、という訳でもないよう見える。
「自分が死なずに作戦行動を終える」のは重要ポイントだろうが、自分は逃げ回り部下だけ危機に晒すことで全体の効率を酷く落とすぐらいなら、リスクを冒すことも躊躇わない、って感じ?
他者を殺傷するについて、「自軍の効率化のため障害となる敵兵をリストラしている」つもりなのかも。

 神・存在X、主人公に過酷な運命を課すにあたり、理由に「信仰心の欠如」を挙げるのはどうだろ。
だいたいお前、どの神様なんだー!信仰心といっても対象が怪しげな新興宗教で良いのか?
まあ、(人間が定義する宗教の)神というのは、こうして自身への絶対的崇拝を要求する、理不尽で心の狭い存在であることが多いけども。
 表面だけ神様と折り合っちゃえば良いのに(神にそんなインチキが通用するかはともかく)、あくまで認めないターニャの強さに感嘆。
「要領が悪い」とも言えるか。
それは現世でのリストラ業務だって、対象社員への伝え方によっては殺される程の憎しみを受けないで済んだはずだから、あんまり器用に生きられないんだろうな。

 アニメで残念だったのは、ターニャが「幼さの残る美少女」として描かれていないところ。
邪悪な顔ばかりしているせいもあり、背の低い成人女性に見えてしまう。
外見は可愛いのに……というギャップが作品のキモじゃないんだろうか、いや、そこを除いても十分すぎるぐらい面白い作品だったけれど。
 作画は最後まで高品質。
 タイトル「幼女戦記」から受ける軟派なイメージとは真逆の、凄い物を見せてくれた作品。
 ここからは、敗戦に向かう悲惨な話になっていくのか、異世界の物語だしターニャの奮戦や未来予測により歴史を覆すことが出来るのか。
 アニメ第二期を期待したい。


『アリスと蔵六』01.「赤の女王、逃げる」

 原作漫画未読。
 タイトルから、何となく「優等生少女と不良男子のラブコメ」みたいなのを想像してしまったけど、能力バトル物なのね。
 「蔵六」は、親に付けられた古くさい名前を恨む可愛い少年…ではなく、そのまんまジジイ。
彼が少年から青年であれば、不思議な力と宿命を背負った少女と出会ってオタオタしながらも信頼(恋愛)関係を深めつつ戦いに巻き込まれていく、割合よくある筋立てになったかと。
しかしジジイであるため、酷く不可思議な出来事にも流されぬ頑固な対応を見せ、美少女の強引な接近に動じず孫に接するよう応じており、なし崩しにハーレムが築かれるような展開とはならなそう。
まあ、「ツンジジイが孫娘にモテモテのハーレム」というのも、高齢化社会の現在、需要が無くはないか。

 シリアスな物語にするには、少々軽いイメージのキャラクターデザイン。
コメディー寄りかと思われるが、バトルや演出には重い手応えもあったり。
雨に濡れた路面の見せ方、凄く良かったなあ。
 このまま、ちょっとコミカルなストーリーにも出来るし、少女らやジジイが背負っている設定やバトル表現によってはシリアスな展開も可能。
 どうなっていくのか、見続けたい。

2017年01月22日 日曜日
『BanG Dream!(バンドリ!)』01.「出会っちゃった!」

 原作は漫画?メディアミックスプロジェクトだという記述もあるが。
 他アニメから少々遅れての第一話放送。
 タイトル通り、バンドを作って活動しようとする少女達を主人公とする作品、なのだろう。
ぼんやりしたヒロイン、しっかり者そうな妹など、そのまま『けいおん!』を思わせる。
 学校や周辺の風景を紹介、クラス分け発表で初めての友達が出来、部活動の体験をしつつもピンとくるものがないヒロインの様子など、淡々と、少々ノンビリながら描かれて雰囲気は悪くない。
 と思ったが……

 カラオケで歌うヒロイン。
せっかくこういうシーンを作ったのだから何気なく流さず、「歌唱の巧さにみんな驚く」「音痴で呆れられる」どちらか入れた方が、キャラを描けたような。
 そして、道路に落ちている星、何故か点々と貼り付けられている星シール?を追っていくと辿り着く質屋、位置関係が無駄に分かり辛い質屋裏倉庫への通路と 盆栽の手入れをしているそこの娘、倉庫から強引にギターを持ち出す窃盗ヒロイン、質屋娘を伴って突然にライブハウスでの演奏を(全くの初心者なのに)希 望……
展開が飛びすぎていて混乱。
 ポケーとしているまでは良いけれど、「異常」を感じさせてしまうヒロインは、どうだろう?
 謎の星シールとか、ライブハウス入場客の列に並ぶヒロインたちを「バンドの人かな」と捉える女性達など、周囲の世界もボケ気味。
 初めて出来た友達の家がライブハウスだった、ぐらいで、問題なくストーリーは進行しそうに思うが。
 作画や演奏のノリは良く、見続けていればそれなりに面白くなるのだろう。
しかし、一話目での掴みは微妙。

2017年01月15日 日曜日
『スクールガールストライカーズ Animation Channel』02.「特訓!そして初めての勝利」

 驚くぐらいにゆる〜いチームの有り様。
 訓練なんてまるっきり、やってない?
一人のミスが死に直結するとかそんなに厳しい状況ではなさそうだけど、シミュレーションバトルを繰り返して戦い方を学ぶぐらいは、やった方が良さそうな。
 戦いのプロフェッショナルを雇い、チームを鍛え上げる……せめて有機的に動けるようにすべき。
 チームプレイどころか、個人的トレーニングさえしてなかったようなので、あんまり急に無理言っても、なのか。

 ストライカーズ、一応は戦う「組織」に属しているため、ついリアル寄りな考え方をしてしまうが、「司令官がいる『セーラームーン』」とでも考えれば良いのかな。
ハードなストーリーの『まどか☆マギカ』だって、能力を使いこなせるよう特訓している、って訳ではなかったし。
 経験を積んでのレベルアップにより、個人装備も強力になるみたい。
二話目でもう強くなっており(まだ馴染みがないため変化が分からない)、新アイテムを出すのはゲームとの兼ね合い?
パワーアップや変身バリエーションが、オモチャを売る都合でやたらに多い「ライダー」「戦隊」を思わせる。
 恐ろしくアナログな「人形劇シミュレーション戦闘」は楽しかったし、意外にそれが有効に働いてしまうクライマックスも愉快。
 お掃除ロボを傷つけないよう気遣う、優しいヒロインの配慮が嬉しい。
 絶滅危惧服・ブルマや、準レッドデータコスチューム・スクール水着が見られたのは眼福。
 他チームも含めて嫌な女の子が登場しておらず、味方同士でつぶし合うような心寒いストーリーにはなりそうにない……よね?


『クズの本懐』01.「望み叶え給え」

 原作漫画未読。
 タイトルからでは内容の想像が難しい。
あー、重い恋愛物なのか。
そこに、テレビアニメとしては相当にハードな性描写をプラス……いや、ここがメインテーマ?
 挑戦的な題材も扱うノイタミナ枠ではあるが、こういう方向へのオーバーランは珍しい。
男性目線というより女性向けコミックの表現に近い雰囲気。

 「学校教師になった近所のお兄ちゃんと、女子高生」「お互い本命とは満たされない者同士による代償的性関係」どちらも、青年漫画じゃなくて成年漫画には珍しくない題材。
その「嫌」な部分を掘り下げようという意図が感じられ、それは見応えになるのだろうと思いつつ、個人的には少々気が滅入ってしまったり。
 作画は良く、キスの後に糸を引く唾液描写など、エロというよりキレイに描いてある。
 性関係が最終局面まで達せず第一話終了。
これから、最後の最後まで行くことはある?その当事者は必ずしもヒロインと限らないか。
 話題と論議を呼びそうなアニメ。

2017年01月14日 土曜日
『MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang』01.「星から部活るカオス理論」

 架空のアイドルグループを核に、作られたアニメ。
 タイトルの『#4』を「第四シーズン」か「四話」?と勘違いし、途中からの視聴になるんじゃなあ、と見飛ばしてしまうところだった。
 冒頭のステージシーン、3DCG・手描きを混ぜながら上手く演出できていたと思う。
キレイ所メンバーは、しっかり扱っていけば人気を取れそう。
 とはいえ、男性アイドルを描く女性向けアニメ、視聴範囲外。


『CHAOS;CHILD』00.「CHAOS;HEAD」01.「情報強者は事件を追う」

 原作ゲーム未プレイ。
 0話、冒頭の方を不思議と見覚えがあって、何故知ってるんだろう?と思っていれば、こちらは今作の過去話に当たる『CHAOS;HEAD』テレビシリーズ(2008年)をダイジェストしたものだとか。
 前作は最初の方しか見ておらず、ここでストーリーを詰め込んで今作鑑賞に臨むべき、だからこそ0話としてわざわざ一時間枠の半分を取って放送しているのだろうし。
……しかし、ダイジェストが過ぎていて、知識の無い人間には何が何だかサッパリ。
前作内容について知っている視聴者だけを対象に、名場面集?として見せようという意図なのか。
 ちゃんと説明がないため、この30分だけ見て「意味不明」と判断し、肝心の新作部分すら見ず脱落してしまう人を出してしまいそう。
 また、「ここを理解していないと今作が楽しめないんだろうに、全然分からなかった」という自分のような視聴者にも、絶望感を与える役にしか立ってないような。
 モノローグや説明セリフなど多用してもっと丁寧に語る、あるいは0話をまるごと削り「連続猟奇事件が起きた渋谷、それから数年経過して……」ぐらいのザックリしたナレーションのみで済ませた方が有効。

 1話。
 これもやっぱり駆け足で、よく分からない。
物語の概略は理解できるんだけど、各キャラがどういう奴で、何を考えているのか、また「何が起きているか分からないラブホテル内へ、既に警察が到着してい ると知りながら潜入する高校生(部活の枠を遙かに超える新聞部の暴走はお約束だけど)」「なのに現場ではすぐパニックになる覚悟の無さ」「もの凄いことを しておきながら、さして問題なく釈放、学校に来ている」この辺はリアリティレベルに疑問符。
 作画は、前作より整っている。
 異常事件現場での緊張感など、まずまず、悪くない。
 話数進行に伴いキャラが馴染み、面白くなってくるのかも……それまで見続けてさえいれば。


『この素晴らしい世界に祝福を!2』01.「この不当な裁判に救援を!」

 非常に面白く見ていたアニメの第二期が開幕。
タイトルを微妙に変えたり英語をくっつけたりして、続編なのを濁そうとすることが多い……気がする昨今、力強く『2』と銘打つ態度は潔い。
 一期エンディング直後から始まるストーリー。
 和真は街を守ろうとして予期せぬ被害を出してしまったのであり、嫌疑はすぐ晴れるだろう、という予想を裏切り、厳しいコトに。
巻き込まれるのを恐れ無関係を装う街の人々、頼りにならない仲間達、これまでの「ギャグ」をシリアスに捉えられて不利になっていく裁判、よく考えると悲惨な状況なんだけど笑ってしまうのは、テンポの良さとキャラによるリアクションの豊かさ故。
 ウソ発見器と脱獄のネタが秀逸だった。

 和真の危機を救うべく、領主に、何を要求されるか分からない白紙委任状を渡してしまうダクネスが格好いい。
しかしこれは、イヤな展開が待っているのか、そこから領主をボッコボコにするカタルシス逆転が待っているのか。
 パワフルで強烈なキャラクター達に再会でき、単純に嬉しい。
最後まで楽しみに見続けたい。

2017年01月13日 金曜日
『小林さんちのメイドラゴン』01.「史上最強のメイド、トール!(まあドラゴンですから)」

 原作漫画未読。
 雰囲気がかなり違うのでパッと見、分からないが、京都アニメーション作品。
細かいところまで気を遣う高品質な作画は、言われてみれば確かに京アニ。
 与えられた恩を返すため異形のモノが人間の元にやってくる、大昔から存在するパターンの話。
ご主人様ラブラブ、しかもその主人が「女」というのは現代調。
 ドラゴンは巨乳美少女メイドとして現れ、夢や妄想の具現化ネタかと思われるけれど、切り落として調理した自分の尻尾(そのままでは毒があるらしい)を食 べさせようとする、自身がそれを食べると一瞬で尾が再生する、口内に洗濯物を含み唾液でキレイにしようとする……などギャグとして「気持ち悪い」所まで踏 み込んでいるのが特色。
可愛いから全部オッケー、に出来るかどうか、ギリギリのライン。

 かなりの異常事態なのに、素早く馴染んでしまいトールの経歴詳細さえ確認しようとしない主人公・小林が凄い。
 同僚男性の滝谷も、メイドの有り様について妙なテンションで小林と語り出すオタクさのみならず、トールのドラゴンへの変態を見て、向けられる悪意を受け止めてなお、割合平然としているのはタダモノじゃなさそう。
 わざわざ他社の版権を取って京アニがアニメ化する作品なのだから、かなり面白くなるんだろう、期待して視聴継続。
 そういえば、京アニは文庫レーベルなら持っているけれど、漫画ジャンルには手つかずか、いずれその辺にまで手を広げるかも。


『One Room』01.「花坂結衣はお願いする」

 アニメオリジナル企画。
 5分枠の制約を活かし、視聴者の視点のみで展開する(急に、見えるはずない少女の後ろ姿が映ったりするが)、妄想萌えストーリー。
テレビより、VRシステムにこそ向きそうな内容。
 ヒロインが可愛く描けていて結構、ここに崩れがあったらもう存在価値ゼロになるアニメなので。
 セールスポイント・売りたい対象がハッキリしている、そういう意味では良く出来た作品。


『ピアシェ〜私のイタリアン〜』01.「本日のとびきりBuouno!〜イベリコ豚のセージ風ポワレ〜」

 原作漫画未読。
 可愛い雰囲気の癒やし系・料理おいしくて幸せアニメだと思うけど、何しろ5分枠なので、初回はヒロインがアルバイトする店に辿り着いて店長代理の子供と出会うぐらい。
 悪くない、しかし録画して次回も追いかけたいと思わせるタイプの作品ではなく、見られたら見る箸休めアニメ。


『南鎌倉高校女子自転車部』01.「入学式ッ!」

 原作漫画未読。
 今期『ろんぐらいだぁす!』枠……何しろ最初は自転車に乗る練習をするところからのスタートだし『弱虫ペダル』枠(同時に第二期放送中だけど)とするには遠い。
でも、オープニングを見る限り、「自転車もある日常コメディー」というには気合いの入った恰好でペダルをこいでいるような。
 ゆるゆる、のんびりしたテンポのためほとんどストーリーが進まない第一話。
いくら何でも「自転車ってペダルを踏まないと進まないんだっけ」なんて考える女子高生は、極端。

 ヒロインのダメっぷり、友達になる少女のお人好しさ加減が、微笑ましい。
 同級生…せいぜい上級生にしか見えない外見をした女性なのに実は担任教師である、という辺り、もうちょっとギャグに使っても。
姉同然のヒロイン母とか、この世界では「若すぎる女性」ってのが普通のことなのか。
 作画はキレイで、鎌倉の風景を心地よく描きだしている。
 癒やし系ほのぼのアニメ……でも『ろんぐらいだぁす!』ぐらいにはキツくなる?
 もう少し見ての判断で。


『けものフレンズ』01.「さばんなちほー」

 メディアミックス企画。
 全編、アニメ調に処理された3DCGでの制作。
キャラクターのコンセプトデザインは『ケロロ軍曹』の吉崎観音らしいけど、言われたって分からないモデリング。
 ゆるい、というより、低年齢の視聴者を意識したものかスローな展開のアニメ。
冒頭の追いかけっことか、特に面白がらせようと作っておらず、緊張感もないし、それにしては時間を費やしており、視聴する気合いが抜け、イイ歳の人間が見るアニメじゃないなあと感じさせる。
 放送時間が深夜なのは謎。
土、日の早朝か夕方に放送し、子供に見せる内容でしょ。
その際は、僅かにある「無駄に性的なイメージ」を削った方が良いかな。

2017年01月12日 木曜日
『ハンドシェイカー』01.「Conductor to Contact」

 アニメオリジナル企画。
 キャラクターの作画は頑張っていてよく動くと思うが、それよりも、全てのカットで?使われ無用なほどアングルを変えられるCG背景と、キャラに絡む鎖などのCG小道具が強烈すぎる。
いい意味で強烈……なら良かったけれど、画面が不安定に過ぎ、鎖などはクオリティーの問題か違和感が大きく、見ていて落ち着かないこと夥しい。
 これだけ大量のCG背景を用意できたのは素直に凄いと思いつつ、しかしハリウッドに比肩するには遠く、それなのに控えめでなく「どうだ」とばかり見せつけようとするのは、どんなもんか。

 画面のインパクトに比べると、割合アリガチなライトノベル風ストーリー。
スタッフ渾身の画面作りが、個人的に視聴継続への障害となってしまっている状況下で、グイグイ引き込んでくれるような物語でもないとなると……
 新しさに付いていけないジジイ視聴者がグダグダ言っているだけで、若いアニメファンは「これをこそ待っていた!」となっているなら、制作の努力は報われるんだろうけど。


『ACCA13区監察課』01.「もらいタバコのジーン」

 原作漫画未読。
 見覚えのあるキャラ絵だと思えば、原作は『さらい屋 五葉』の人なのか。
 ちょっと驚くぐらい地味な内容。
事件はごく小さく、解決にカタルシスもアクションもなく、これが転機となって所属課の危機が救われる訳でなく、一応の引きはあるものの「次回どうなる?」と思わせるほど掴んでくれる訳でもない。
しっかり妹、生真面目な女性職員など、性格付けがしっかりして魅力も無くはないが、「萌え」とかそういう売り方はしていない。
 ではつまらないのかというと、きちっと組み上げられた設定・世界の感触や、派手さを抑えたドラマ運びが、「大人のアニメ」として結構面白かったり。

 この地味さで商売になるのかはちょっと不安……しかし原作に人気があってアニメ化されたのだろうし、余計なお世話か。
 色々と含むところありそうなキャラクター達の絡みが、これから楽しみ。
 見られる限り視聴継続。


『鬼平』01.「血頭の丹兵衛」

 原作テレビ時代劇は、これだけ有名なのだからタイトルぐらい聞いたことはあるものの、マトモに見た記憶が無い。
『伝七捕物帳』とか『大岡越前』みたいな内容でしょ?ぐらいの予断で鑑賞。
 うわー、捉えた盗賊の一人に容赦ない拷問を、しかも主人公である鬼平が(直接ではないものの)加えるとは。
尋問のノウハウが確立されている訳でなし、残虐な犯罪を捜査するのに、これ以外の方法ってなかなか無いのだろうとは思うけど。
その後、情に厚い所とか描かれても、この断固とした姿を最初に見ているので、んーーーー。
 拷問されていた男は、「偽」大恩人を捉えることに協力したが、捕まる直接原因となった事件の仲間については吐いたのかなあ?

 純和風であり「和風ファンタジー」などに寄らない時代劇。
だけれども、作画始めスタッフは相当数韓国?だというのが皮肉というか面白いと言うべきか。
 男達の顔が似通っているため、最初、鬼平が誰なのか混乱。
 しっかり作られており、時代劇として不足の無い内容。
ただ、当然ながら(それを目的として作られたのだろうし)既存のストーリーやイメージを大きく変えるものではなく、時代劇好きへの「癒やし」であり、こういうジャンルを見慣れない人達へ手引きの役割を果たすのだろう作品。

2017年01月11日 水曜日
『ガヴリールドロップアウト』01.「もう戻れないと知ったあの日」

 原作漫画未読。
 「ケガレなき天使の女の子が、人間男子と出会って始まるドタバタラブコメ」かとばかり思って、冒頭部を見ていた。
 ああ、今期『干物妹!うまるちゃん』枠か。
せっかくの可愛いさや他スペックの高さを捨て、一室に閉じこもりゲーム三昧の自堕落な生活を送ろうとする姿が似てる。
 転落・堕落の切っ掛けが、「困っているネットゲームプレイヤーを助けたいばかりに課金・長時間プレイ地獄へとハマる」という、純粋で世間知らずの天使らしいモノなのは、おかしく切ない。
自分を犠牲にしても他者を救うよう教育される(のだろう)厳しい修道院のような天使界での生活しか知らない彼女にとって、恐ろしいほど楽しく甘美な地上の娯楽に抗う術は、無くて当然。

 全員ダメダメだから仲良くやっているけれど、天使と悪魔を同じ地上学校で研修させるなんて、両世界上層部はどう考えてるんだろ。
むしろ両勢力の対立がグダグダになり、仲良くなることを望んでいる?いや、この作品では最初から双方の関係は悪くないのかも。
 悪魔らしくあろうとする行動や言動が、寝ボケた中二病患者にしか見えないサターニャ、可愛い。
 どうしてこうなった?異常なサディストとしての本性をむき出しにする天使・ラフィエルも凄い、しかし、天使と悪魔がキレイに逆転してるなあ。
親方日の丸(神様)なのでその絶対性に従う存在の自分は「間違っているかも」と考える必要が無い天使と、自らが堕落してしまっては人間を堕とす業務を遂行できないため厳しく自身を律する・娯楽や快楽を知悉しており免疫を持つ悪魔の差?
 作画は安定しており、女の子達がみんな可愛くて嬉しい。
 気楽〜に視聴継続。


『銀魂.(第4期)』317.「化物と化物の子」

 原作漫画は「ジャンプ」連載で既読。
 アニメ、317話って凄いなあ。
実写映画も控えているし、息の長い作品。
 同時間帯前番組の落とし物、ということで『斉木楠雄〜』の超能力制御装置がチラッと登場するのが可笑しい。
しかし原作の、シリアスな長期エピソード(現在も継続中)のアニメ化なので、今期に「笑い」はあんまり期待できないのかな。
原作では、時折ムリヤリにギャグを詰め込んでいたけれど。


『リトルウィッチアカデミア』01.「新たなるはじまり」

 元になっている劇場版は、一作目を既視聴。
TRIGGERらしいアニメで、作画のパワフルさが元気なキャラクター達をくっきりと描き出し、楽しく見せてくれた覚え。
ただ、ストーリーとしては(ジジイ脳だし)あんまり印象に残っていない。
 『魔法つかいプリキュア!』が放送されていることもあり、『ハリー・ポッター』が企画のスタートだろうアニメを、今、テレビで流す意味はどんなもんだろう、と思いながらの鑑賞。

 おお、面白い。
 全く一般人程度の認識・能力しか持たないヒロインが、専門知識やパワーを持たなければ辿り着けない魔法学校を目指して悪戦苦闘する様を、やっぱりさすがTRIGGERの良く動く作画で描いてくれた。
魔法使いになりたいと思うアツコの原点、生徒達が一般人を見る視線と、異質でありやがて同室になる少女二人との出会い、そういった基本設定をアクションに乗せて語り、飽きさせない。
 アツコは通信教育?で魔法を学んだのか。
それならホウキぐらい教材として売りつけられそうな……学校側は、魔法使いとしての血筋も家庭環境も持たない彼女について、もうちょっと配慮して良いんじゃなかろうか。
「入学できない」ならまだしも、「生命の危険さえ」だった訳で。
トップアスリートを育て上げるため設立されたスパルタ学校に、まさかヨチヨチ歩きの赤ん坊が入ろうとするとは思わなかった!なのかな。
 スーシィがアツコ達を「生け贄」にコカトリスの羽をむしったのは、あの空間から脱出するのに必要だから、だとばかり……結局使わなかった?ホントに(この非常時に)コレクションしたかっただけか。

 難しいコトは考えず、ただ楽しんで見れば良いアニメ。
 エロサービスや残酷描写もなく、早朝や夕方の時間帯で子供に見せて構わない、見せるべき作品じゃないかなあ。
現TRIGGER取締役が監督を務めた『ぷちぷり*ユーシィ』を思い出す、あれなんかNHK BSの放送。


『アイドル事変』01.「私が国会議員になっても」

 アニメを含むメディアミックスプロジェクト。
 アイドルを国会議員にする……いや国会議員がアイドル化する?歌って踊れる国会議員のストーリーか。
 スマートフォンゲームの展開に合わせるための「国会議員」であって、「女の子だが戦艦」「美少女だけど刀」「お城」みたいな無茶設定と、本質的には変わらないんだろう。
 前半は結構意味不明というか、脱力系馬鹿ギャグとしては成り立っているが、強引過ぎてちょっと置いて行かれ気味。
 しかし、選挙演説をアイドルとしての舞台で行い、対立候補の妨害演説を歌で圧倒する辺りになると、俄然盛り上がってくる。
「選挙期間中だけの調子良いウソ八百を聞いているより、気合いが入り見応えのあるステージの方にこそ『真』『誠』を感じられる」ということなら、分かる気もするな。
 現実の芸能人→政治家転向組は、うう〜んムニャムニャなケースが多いけども。

 ここから、山積する日本の課題に歌と踊りと合間のトークで立ち向かっていけば、面白くなる……かも。
ありふれた常識に寄らない問題の解決を、バカバカしくなろうともエンターテインメントで見せてくれると嬉しい。
キムタクの『CHANGE』なんかにもそういう要素を期待した覚え、真面目なストーリーでもギャグでもない薄いドラマだったが。
 ステージには迫力があって、なかなか。
 「ショウビズ界出身の毒舌アイドル米大統領」から突きつけられた余りにも厳しい要求内容をヒロインが歌唱でねじ伏せていく、みたいな感じにすると、時代にマッチ?
 しばらく視聴継続。

2017年01月10日 火曜日
『チェインクロニクル ヘクセイタスの閃』01.「光と闇と」

 セガのスマートフォン向けRPGが原作、未プレイ。
 冒頭から、細かい状況など置き去りに始まる、魔王と勇者達一行によるシリアスな総力決戦。
誰が誰だか、何の力がどうしてどうなったのか、多人数のキャラクターが入り乱れることもあり、とても分かり辛い。
 しかし、これは前振り、そろそろ「……というゲームプレイを終えて現実に帰ったところから本筋が始まる」とか「負けた決戦の結果を初期セーブポイントか ら今度は勝てるようやり直す」「魔王が勇者の頑張りを認め『どうじゃワシの娘をヨメにせんか?』と言い始めて途端にギャグ化」「異世界から現実の街中に突 然放り出された魔王と勇者達が一生懸命生きていく」そんな感じで、とにかく「ここまでのシリアスっぽい戦いは忘れて良い部分ですよ」ということになるもの だとばかり。
 違う、大真面目にやっており、ここで描かれる、世界中の戦力を集めた戦いが敗北に終わった事実が、重いストーリーの基調となっていくのだろう。

 うううーん、そうなると素直に不親切。
ゲームを遊んだ人達はともかく、このアニメから作品に入ろうとした場合、かなりハードルの高い導入部だと思う。
 「顔」のある、ゲームで活躍しているのだろうキャラが余りにも多く登場し、混乱に拍車を掛ける。
 第一話ラストに到り、主人公は特殊な力を持つもう一人の勇者?と出会い、彼を加えることで魔王との戦いは勝利へと向かう……ことになるんだろう。
ここから、ようやく物語が入りやすくなってくる。
冒頭の敗戦は、ナシにするか、もっと短いイメージで済ませ、この邂逅を早く描いた方が分かり良かったような。
ただ、それだと「よくあるファンタジー話」にしかならないのが難しいか。
 作画は凄く頑張っていて見応えがあり、バトルの描写、世界の見せ方も工夫してあって悪くないのに。
 視聴意欲は挫かれ気味。
余裕があるならしばらく様子見したいところだけど……


『にゃんこデイズ』01.「「私と、にゃんこ達」でした。」

 原作四コマ漫画未読。
 3分枠アニメ……CMと歌を除くと、本編1分程度?
もう短くて短くて、猫少女達を可愛く描いてあったかな、とか、そのぐらいの印象しかない。
 番組間の箸休め、癒やしアニメ。


『エルドライブ』01.「宙太と声と採用試験」

 原作漫画未読。
最初はキャラデザインの類似から、更にはギャグのノリから、『家庭教師ヒットマンREBORN!』作者が原作だと知る。
 内容としては、宇宙犯罪者と戦う現地採用少年刑事……なのかな。
 主人公は常に自身の中から聞こえる声に悩まされており、それが幻聴なのか本当に取り憑いている?何かのモノなのか分からない、という所が、「ごく普通の少年」と違うところ。
結局は惑星監視用生命体ってものだったらしいが、既に異形の刑事達や犯罪者を目にした後では、可愛い正体のインパクト弱め。

 一話目として、無難な滑り出し。
心を掴まれた!ってことはないけれど、『REBORN』もそうだったように、キャラや設定が転がり始めたらグッと面白くなる作品なんだと思う。
 様子見。


『亜人ちゃんは語りたい』01.「高橋鉄男は語りたい」

 原作漫画未読。
 アホかと思われるだろうけど、てっきり『亜人』のスピンオフかと。
人権から生存権まで踏みにじられて酷い目に遭わされているあの作品の亜人、そりゃあ語りたいこともあるだろうし。
 「亜人」……人間に似ていながらカテゴリーに収まらない性質・能力を持つ存在を表す名称を使っているだけで、無関係なのね。
 そういえば、『亜人』作品中に、少年や成人女性は登場したけど、少女亜人って居なかったような。

 こちらは、亜人が拍子抜けするぐらい普通に受け入れられている世界。
外見上、人間と変わらないひかりはまだしも、デュラハンの町なんて見た目だけでも異質すぎるのに。
このぐらい鷹揚な人ばかりなら、「福島から来た」なんて理由だけで最悪の扱いを受ける事態なんか起こらないんだろうな。
 バンパイアについて、質問に答えるひかりが可笑しい。
「心臓に杭を刺されたら、多分死ぬ」って、それでも死なない存在は亜人の中でさえ珍しかろう。
 吸血行動は、日常的必然でなく、月一で支給される血液パックを摂取することで抑えられる模様……衝動抑制の薬剤が入ったパックだとか?しかしそれさえ取らず暮らすバンパイアも居るのか。
 この作品での亜人は、種族として血のつながりで生まれるのではなく、突然変異的に単体で発生するらしい。
そうなると、「バンパイアとしての正しい・伝統に則った生き方」を教えてくれる人が近くに居ず、普通人としての常識を教育されて生きることになるのだろう。
日光を浴びられない、特に意識せずともコウモリに変化して空を飛んでしまう、などといった強烈な特徴がないなら、本人もバンパイアの自覚は薄くて当然。
 バンパイア、雪女には(伝承としての)超常的能力があるけど、そういえばデュラハンって、首がない・頭が取れているので見た人がビックリする、以外の優位な力ってないような。
既に死んでいる扱いだから、どんな攻撃も通用しない?重い頭を置いたままで良いなら、走るのが速かったり。

 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』風作画だなあ、と思えば、その総作監がキャラクターデザインを。
 基本的に、ほのぼの学園モノ……ラブコメ?として推移するのかな。
 構えず気楽に見続けられそう。

2017年01月09日 月曜日
『風夏』01.「風夏!」

 原作漫画未読。
 Twitterでのつぶやきとか、新しい要素も入れてはいるが、「ぶつかって少女のパンツを見てしまったことから嫌われる主人公」「誤解の積み重ねで両 者反発」「ふとした切っ掛けで互いの美点を知りギャップから心が揺らぐ」といった由緒正しい恋愛コメディーのフォーマットを忠実に踏襲している。
 待ち合わせでハチ公を挟み、すれ違うドタバタなんて、昭和の香りが濃厚で懐かしい気分に。
 作画は良く、構成も堅実。
 こういうパターンに慣れきっていない、若かったり、余計なことを考えず素直に作品を楽しめる視聴者向け。


『Spiritpact』01.「霊との契約は突然に?」

 中国の漫画作品が原作らしい。
 ハオライナーズ・アニメ。
特集番組で見たけれど、このアニメ制作会社・絵梦って吉祥寺にスタジオを持ってるのね。
ネット全盛の現在、日本に拠点を構えなければ出来ないことってかなり少ないと思うが……日本アニメ界やアニメ制作者から技術・精神を学ぼうと思ったら、なるべく近い位置に居ることが必要なんだろうか。
アニメーターとか、学校や会社がシステムとして教えてくれることもあろうけど、徒弟制度的に先輩の仕事を「勝手に見て、盗め」って感じでもあるようだから。

 アニメ本編。
 「測字占い(書かせた漢字から占うものらしい)」を街角で開きながらも、声を掛けてきた女性に、見た目からただ罵詈雑言を投げかける主人公。
彼は占いだけで生計を立てられず(占ってないし)、全くジャンルの違うパソコン修理業を営んでいるが、足りないパーツをゴミ捨て場から拾ってくるのが日 常、そのゴミ捨て場でたまたま魔物女と美形男のバトルに遭遇、主人公と無駄話している間に魔物を取り逃がす美形、それはともかく彼と別れた帰り道でトラッ クにはねられて主人公死亡、霊体になった主人公は遺体の側に何故か来ている美形から自分の「英霊」になるよう求められる……
 思いつきの羅列か!
 やる気も能力も示さない占い師描写、要らない。
「霊感で故障箇所を瞬時に見つけるパソコン修理業(PCの方をやめて、凄腕占い師だけでも)」にまとめられる。
 主人公死亡原因は、魔物と美形の戦いに巻き込まれて……というのが妥当。
それと関係なくただの交通事故、という構成、ちょっと信じられない。
 変な顔をして笑わせようとか、頭身を縮める・ただ転がり回るで「ギャグ」にしようって、今時の日本ではかなり厳しい演出。
 『TO BE HERO』には感心したんだけどな、まだ作品ごとの出来がバラバラ……それは中国に限らず日本アニメでも同じか。


『昭和元禄落語心中 -助六再び篇-』01.

 原作未読、アニメ第一期は全話見ている。
 八雲、助六のキャラクター対比と関係が鮮烈で、二人の人生がどうなっていくのか、グイグイと引きつけられた一期。
 落語はとても好きな芸能。
派手さがなく誤魔化しも効かない「名人芸」の世界で、表現に制限のあるアニメ、それもテレビアニメで満足のいく描写が出来るとは思わなかった。
しかし……もう見事としか言いようがないスタッフの芸への取り組みで、不足のない、面白く見られる高座を再現。
 また、世界一のレベルを誇る日本声優ならでは、本来は落語家が人生をかけて体得していく噺を、どんな役でも演じ分けられる声の力を最大限使い、らしく、納得のいくクオリティーで聞かせてくれた。
このアニメ声優さんよりずっと劣る本職の落語家、少なくないと思う。

 回想から現在に帰ってきて始まる、アニメ第二期。
 小夏にかける助六の言葉の深さ優しさに、ジンとくる。
描かれた前の世代エピソードで、小夏が生まれるに至る経緯を既に知っていると、尚更。
 子供の父親は、誰なんだろう?
ここまでのところでは、疑惑を持たれる候補者自体がほとんど居ないような。
 「娘」が「孫」を連れて帰り、「親友」を継ぐ男も「家族」として帰って来た、八雲はこれから幸せを感じていくのだろうか。
 今期も、最後まで見続けたい。

2017年01月08日 日曜日
『青の祓魔師 京都不浄王篇』01.「嚆矢濫觴」

 原作は、最初の方少し以外、未読。
アニメ第一期も五話ぐらい見たところで、「ちゃんと見よう」と思う余り録画データが溜まっていき、結果として途中で鑑賞が止まったまま。
 それじゃ二期の話になんて付いていけないだろうと思ったが、ちょっとだけでも……と見始めると、完全に分かる訳ではないがこれまでのストーリーがおさらいされている親切な作りのお陰で、ストーリーへと入って行けた。
 作画は前期に引き続き、高いレベル。
 先を気にさせる構成も巧い。
 この際、ここから見ていくことにしようかな……で、時間がある限り前期録画も消化する形に。


『幼女戦記』01.「ラインの悪魔」

  原作は投稿サイトに掲載された小説……なのか、そういう形からのアニメ化が増えているのは、書籍化までされているということで好評なのが明白(読者の裾野 は書籍売り上げ数よりも多い)、既存の商業フォーマットに寄らない柔軟な発想の内容(…なモノもある)、権利関係の交渉が楽、という理由も?
 タイトルから、可愛らしい幼女チームが「みんなに迷惑かけちゃ、ダメなのぉぉーっ!」とか叫びつつ悪軍団とバタバタ戦う、お気楽極楽スチャラカな内容を想像していた。
『陸上防衛隊まおちゃん』みたいな。
 実際は、ファーストシーンから余りにもシリアスであり悲惨ですらあって、イメージの落差に愕然。
えっ?これは『終末のイゼッタ』じゃないの?
内容を見ていても、『イゼッタ』のゲルマニア帝国を中心にした続編で、魔女の血液を一般人に少量注入し、魔力を帯びさせた装備をも加えることで、多人数の特殊魔法部隊を組織、戦線へと投入しているストーリーかと思えたり(文明差はあるが)。

 ヒロイン・ターニャがタイトルで言う「幼女」なのかな。
外見的に予想したような可愛さがなく、体つきは幼いんだろうけど、それを埋めて余りあるぐらい断固とした強烈な人格を持っており、体が小さいだけの鬼上官としか。
 彼女の戦い方は容赦ない、しかし戦いたがりだという訳ではなく、どちらかといえば慎重派。
部下の身を案じるような部分も……と思えば、後方送りの(彼女に従わない)元部下が死ぬことは織り込み済みというか、予定通りといった反応。
幼児の残酷さ、かなあ、外見年齢に反して老成してるような、実はエルフみたいな長寿族で既に数百歳とか。
 他の魔導師を圧倒する魔力を持つ彼女。
敵部隊を殲滅する攻撃の際、眼前に展開された魔力装填・照準用の魔法術式には、作品世界で余り進んでいないと思われる「機械文明」が感じられる。
 硬質に整えられた作画が、ハードな世界観を補強。
 面白い。

2017年01月07日 土曜日
『スクールガールストライカーズ』01.「出撃!フィフス・フォース」

 原作はスマホゲーム。
CMで頻繁にこのタイトルを聞いた覚えがある、けれど未プレイ。
 とにかく、作画への気合いの入り方が凄い。
見せ場となるアクションは勿論だけど、少女達の日常的動作まで気を遣い、細かく可愛く描いてある。
内容を置いても、これだけで次回を見たいと思わせる頑張り。
 生徒多数による学園の登校風景も手描き作画かと……ぱっと見、もう分からないレベルだけど、これは3DCGのアニメ調レンダリングだよね?

 五人組少女グループ、ガツンと来るインパクトは無いが、それはそれなりに個性的。
突飛な行動を取り楽しげな悠水と、大人しくて学校にさえ通っていないらしい「マイナスの目立ち方」をしている椿芽は、覚えた。
 ブリーフィングルーム的な所で、一気に複数チームが加わり、誰が誰だか分からなくなるのには驚き。
まあ、今回メインで描かれた五人さえ押さえれば、他チームなど一話時点では「モブ」といった捉え方で構うまいが。
 絵作りだけでテンションを上げてくれる演出の巧さ、さすが監督・錦織博。
 この設定には何でも乗せられそう……といっても、各キャラにファンがいるだろうし「他チームメンバーが次々と非業の死を遂げる」なんて展開は難しい?
 内容としても面白い作品になってくれることを願いつつ、視聴継続。


『セイレン』01.「ケツダン」

 『キミキス』『アマガミ』と似たキャラクターデザインだなあ、と思って見たが、そのデザイナーが原案を手がける、『アマガミ』から9年後の世界を舞台とするオリジナルアニメ、らしい。
前作も、最初少しぐらいしか見ていないため、楽しめるはずなのだろうキャラや設定の繋がりがよく分からない。
 内容。
 進路希望にカブトムシと書く主人公、そこから妄想の「カブトムシ漫画」を語り出し漫画家になるよう(無責任に)勧める女教師。
ある程度キャラが固まってからならともかく、冒頭、ツカミのエピソードでこの電波気味なやり取りはどうだろう。
第一話全体を見る限り、主人公は特におかしな人格をしておらず、まずカブトムシでスタートするのは外しているような……

 少女達が一度に出てくるため、ちょっと混乱。
 見返すまで、「机に腰掛けてたヒロインの、お尻が当たっていた辺りを眺める主人公を、睨む少女」はヒロインなんだとばかり思ってた。
ヒロインのお友達、なのね。
 無駄に性格の良い主人公姉が、一番好感の持てそうな女性キャラ。
 髪型から、誰なのかバレバレの引きが可笑しい。
 作画は決して悪くないけれど、それだけで圧倒してくれるレベルには達せず。
 第一話を見終わって、キャラも物語もまだピンと来ない。


『うらら迷路帖』01.「少女と占い、時々おなか」

 原作漫画未読。
 とにかく作画が良くて、女の子達は凄く可愛い。
それだけに特化しており、そこに全てを賭けた導入。
なので「少女達は出会った」以上のストーリーは特に無いし引きも弱いけど、問題ない。

 動物の降参・服従を表した「無防備にお腹を晒す」行為について、少女にそうさせることで、コミカルにしつつも嬉しいサービスシーンへと繋げるのに成功、アイディアだなあと感心。
下乳から腹部の柔らかそうなラインに渾身の作画力が見られ、大変結構。
 ふわっとしたキャラクター達を、嫌味無く紹介できている第一話。
可愛らしい少女達の雰囲気を楽しむ、今期癒やし系アニメ。

2017年01月06日 金曜日
『政宗くんのリベンジ』01.「豚足と呼ばれた男」

 原作漫画未読……ライトノベル原作かと思った、何となく。
 美少女妹と美幼女母?を持ち、男前な顔と体を備え、完璧だが気取らない奴を演じることに成功しており、少女達は彼を見るだけでポーッと頬を赤らめる。
……こんな主人公のアニメを、どう楽しめと?
 と思いながら見ていたが、なるほど、復讐話なのね。
 カロリー警戒過剰な様子から、かつて猿飛肉丸、いや『アクセルワールド』春雪みたいな体型からダイエットに成功したのは分かっていたが、その変身も壮大な、執念深い仕返しのため。

 自分に好意を寄せる男達への、愛姫の態度は極悪。
気取った美形にはともかく、親しみを覚える太め男子にも激辛な対応を示すので、好感度は最底辺。
そりゃあ、怒りから髪にハサミを入れてやりたい男も出てくるだろう。
 ツンツンヒロインの意外な姿にギャップ萌え、というのは基本だけど、大食いかぁ……
 ドカベン抱える彼女をのぞき見る主人公、「目の前に蜘蛛が垂れ下がってきた」のに「目の前のドアを開けて(蜘蛛を押しのけて)倉庫内に飛び込む」のは不自然。
下りてきた蜘蛛が主人公クビの後ろに張り付いたので驚いて前へ駆けだした、とした方が無理ないような。

 無駄に可愛い小十郎、「実は女の子でした」としない方が、キャラ人気を取れそう。
 「豚足」って、大食い少女にとっては必ずしも悪い意味ではない、とか。
逆に、一番好きなモノの象徴だったり。
 作画は良好。
 テンポ良く展開し、ヒロインたちは可愛く、次回への引きもあって、悪くないスタート。

2017年01月05日 木曜日
『AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-』01.「AKIBA'S FIRST TRIP」

 原作ゲームは、タイトルと、非常に格好いいパッケージイラストぐらいしか知らない。
なので、「秋葉を舞台にトリップして戦ったりアドベンチャーする感じのゲームなんだろう」と、素直に思っていた。
 あー、アキバ・ストリップなのね、脱がせるのが目的(対抗手段)……なるほど。
 アニメのオープニングを『それが声優!』のイヤホンズが歌っており、3人でヒロインたちも演じている。
てっきり、あのアニメ限りとして結成され解散したグループかと思い込んでいた、元気で活動続けているなら結構。
 今作の監督も、『それが声優!』の池畠博史なのね、そういう繋がりでの起用なのか。

 アニメの内容。
 うーん、「アキバでオタクといえばこういうイメージがあり、こういうちょっとエッチなアニメが好きでしょ?」と言われているような第一話で、ヒネリも独自の視点も無く、ジジイオタクとしてはちょっと引き気味。
そんなウルセー視聴者は対象としていないのだろうから、別に問題ないか。
 そういえばこの監督、『ロボットガールズZ』も手がけてるんだっけ。
割と期待して見たのに、自己完結というか空回りしているようなはしゃぎぶりで、あんまり楽しめなかった。
『〜声優!』も、淡々とした日常はそれなりだったけど、テンション上げようとすると視聴者の生理を無視する傾向があったような。
 第二話まで引っ張っていく期待感が弱く、視聴継続意欲は低め。

2017年01月03日 火曜日
 劇場で『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を見る。
 「スター・ウォーズ」サーガ初のスピンオフ映画……『イウォーク・アドベンチャー』『エンドア』なんかは元テレビスペシャルだし、数に入れないんだろう。
 相当に評価が高いようなので、期待して見た。
 うーん、ハードルを上げすぎていたせいなのか、結構アラが見えてしまって乗り切れず。
「つまらなかった」というわけではないし、『スター・ウォーズ』ってアラの部分まで含めて、基本こういうものではないか、という気もするけど。
 以下ネタバレ、映画のストーリーに触れていますので未見の方はご注意。


 ヒロインに余計な設定を沢山付けた効果は、疑問。
母親を殺され、父親は帝国軍に連れ去られた、というだけでもう十分だと思う。
過激派反乱軍の首謀者で笑福亭鶴瓶似のゲレラに救われ、なんだか作戦中に見捨てられる形で袂を分かった後は非合法なことなどして生きていたらしい(セリフ で語られるのみ)が、帝国軍に捕まったところを救い出してくれた反乱軍に、ゲレラとの仲立ちを求められるも、久々に再会して誤解を解いた?ゲレラはデス・ スターからの攻撃によりアッサリと死亡してしまう。
彼の片腕として組織内でずっと普通に活躍していた、あるいはゲレラ自体を出さず、孤児として非合法なことにも手を染めながら必死で生き抜いてきた、という風にしたほうが設定はスッキリしたような。
 殺害された母親が、ジンに余り影響を与えていないよう見せるのも不満……ギャレス監督では『GODZILLA』で悲惨な死を遂げる主人公両親も、構成上あまり上手く役割を果たせていなかったが。
 ヒロイン設定を紹介するためだけに、前半はかなりゴチャゴチャとした、あまり面白くない話を見せられることになってしまうし。

 ジン父が作ったデススターの弱点。
しかし『4』を見る限り、攻撃隊に偶然にもフォースを備えたルークがいなければ、排気口への攻撃は失敗していただろうと思え、もうちょっと攻略への敷居を低く作ってあげるべきだったのでは。
『銀河英雄伝説』イゼルローン要塞にヤンが仕掛けたみたく、パスワードにより一気に無力化するとか。
…まあ、それじゃ『4』クライマックスが盛り上がらないことおびただしいが。
 『スター・ウォーズ』の世界は、ワープ航法や重力制御など、ものすごく進んだ技術がある反面、デジタル方面は驚くほど遅れており、戦闘照準システムなんて、せいぜいファミコンの画面並み。
なので、ハッキングとかプログラムをいじってどうこう、なんて発想そのものが出てこないのかな。
 この映画を現代風に作るなら、太ったハッカーが登場し、なんだかママに叱られつつ自宅からスカリフのデータバンクに侵入しようとする、地味な内容になってしまうかも。
まあそれはそれで、『ダイ・ハード4.0』みたいな作りにするという手はあるが。

 トルーパーの標準装備に暗視ゴーグルとかあるのかもしれないけど、それでも、帝国軍施設に突入するなら昼より夜の方がマシだと思う。
しかしギャレス監督は、夜というと本当に誰が誰だか分からないぐらい真っ暗に撮ってしまうので、昼間なのは見やすくて良かった、ってのも事実。
 スカリフ攻略戦、ローグ・ワンは汚い仕事も請け負ってきた歴戦の勇士達で構成されているんだから、もうちょっと作戦を考えればいいのに。
といっても、ジェダイだって考え無しに「バンザイ突撃」してドロイドにバタバタやられてたし、この世界にしては凝った方か。
 反乱軍の善戦は嬉しいものの、『5』の雪原であんなに苦戦したAT-ATがXウィングには簡単に破壊されたり、スターデストロイヤーが小型艇ごとき(そういう役割に特化した船なんだろうが)に押されるし脆過ぎるのは、ちょっと引っかかる。
いやスター・デストロイヤーは、シリーズ通して図体だけで役立たず気味かな。
 超絶剣士のキャラクターは面白かった。
自分の寺院が銀河帝国軍にとり潰されたとはいえ、あんなに命をかけてまで攻撃に参加する理由は、ちょっと分からないけど。
ジェダイに憧れ、ジェダイとして生きたいと願っている彼にとって、対・帝国軍戦への参加は必然か。
 ジン父に感化された……んだっけ?帝国軍パイロットが裏切る理由も弱い。
しかし『7』フィンも唐突に離反してるからなあ、帝国軍は隙があったら裏切りたいと誰でも思うブラック軍隊なんだろうと思うしか。

 文句を言いつつ、地上と宇宙でまさに「スター・ウォーズ」な戦いが繰り広げられる所は、見応えがあった。
アクバー提督に似た宇宙人が艦隊の指揮をとるなど、『6』へのつながりも意識させられたし。
 シニカルなK-2は好き。
最期の勇姿が泣ける。
 フォースを駆使し、超絶の強さを見せつけるダース・ベイダーが恐ろしくも格好いい。
ゲーム『バトルフロント』のデモにはそういうシーンもあるが、実写で見られたのは嬉しい限り。
 面白いところも好きなシーンもあって、駄作などではないけれど、傑作と呼ぶのはちょっと躊躇われる、監督の『GODZILLA』『モンスターズ』と同様評価の作品。

2017年01月02日 月曜日
『ブレイブウィッチーズ』最終12話.「ひかり輝いて…」

 かなり力技ではあったが、盛り上がった最終話。
 激戦に次ぐ激戦、一度倒したと思ってもまた……という流れで、ヒロイン姉妹の能力から逆算して作ったような敵キャラクターではあったけれど、男性軍人までも含めたチーム全員の必死の戦いぶりは見応えがあった。
乾坤一擲、菅野の叩き込んだ一撃で足りなかったもう一押しを、ひかりが餞別にもらった「奇跡の拳銃」の一発に賭けて押し込む流れは、熱い。

 全体に。
 オリジナルとなる『ストライクウィッチーズ』のキャラクターがバリエーションに富んでおり、物語も上手くできていたため、比較すると見劣りしてしまう。
 ひかりと菅野の関わりを除き、キャラクター同士の関係が薄めだったのも惜しい。
 「魔力に欠けている分、体力だけは余るほどあるひかり」というヒロインの特性。
活かせているエピソードもあったけれど、基本的に、これを大きな魅力とするには扱い方が物足りない。
菅野の、拳でコアを叩き割るパワフルさの方が、ひかりの「力押し」能力の表現として適当だったような。
 とはいえ、見所がなかったわけではなくアチコチ楽しませてもらったし、本編より小粒となりがちなスピンオフとしては、必要十分な出来だと思う。

 この続きは、OVA展開になるのか。
 ネウロイの襲撃を受けた世界のあちこちで、ウィッチーズによる戦いが繰り広げられる……この基本設定で、いくらでもシリーズは新設・継続できそう。
ネウロイ世界にまで乗り込んで大元を叩き、侵略を完全に終了させるまでは。
人気がある限り、ウィッチーズの戦いが終わるのはまだまだ先ということかな。
 戦う相手がいなくなり「ウィッチとしてこの地で生き残れるのは一人だけ」とか言われ、仲間同士、殺し合いを始める展開よりは、終わらない侵略の方がよほどマシだけど。

2017年01月01日 日曜日
 2017年、あけましておめでとうございます。
 昨年中は大変お世話になりました。

 更新の間が凄く空いてしまう事があり、申し訳ありません。
年齢による体力・精神力低下のせいか……単にぐうたらなためか、仕事のペースがどうも上げられませんで、その影響で記事更新の時間がなかなか取れないという、情けない状況にあります。
 今年はもう少し頑張って、駄文など書き連ねていきたいと思っています。
 よろしければ、お付き合いください。

ときどき日記・目次へ

16/09-12の日記を読む